距離感がバグってる変なお姉さんと田舎で過ごすマッタリベッタリ夏のひと時

夏休み後半の数日間。あなたは田舎の祖父母が住んでいた、山の近くにある家にひとり泊まることにしました。

祖母が交通の便が良い街のマンションに引っ越してから、時おり掃除やらは頼んでいるらしいのですが、誰も住まなくなった古民家です。

自然が多く残る田舎、夏祭り――ちょっとだけのひとり暮らしに心を弾ませて電車とバスを乗り継いで向かいました。

夕方に到着すると、そこで親戚を名乗る「あまね」という大学生くらいのお姉さんと出会います。

どうやら家の管理を任されていて、あなたのことも知っていると言うのです。

きれいな黒髪と白いワンピースが目を引く彼女はテンション高めに接してきます。

最初は少し驚きましたが、あまねお姉さんとは昔会ったような気がします。ちょっと懐かしい感じするのです。

不思議な話…続きを読む