少しずつ縮まる距離感がいいですね。佐野くん 淡路さん ほのぼのしてて 花先輩がいたからギクシャクしなかったのかな。 五色の水曜日走り込み青春を感じます。若いっていいな。私なら水曜日は在宅勤務してサボって小説でも書いてみたい
「(教科書見せてもらっていいですか)」隣の席の転校生――淡路さんは、ノートに綺麗な字を書きました。主人公の佐野くんも、コミュニケーションは得意な方ではありません。なぜかひと言も喋らない淡路さんとの、不器用なやり取りが始まります。繊細で瑞々しい雰囲気。ほほえましさも盛り込まれています。静かすぎる青春物語――。あなたもきっと、二人を見守りたくなります。
もっと見る