これもまた青春……!文化祭のライブで、片想い相手で幼馴染のタカ兄に公開告白を計画していた主人公・金城ともえ。が、ライブ開始の一時間前、出番待ちの部室にて、タカ兄から恋人を紹介されてしまう。始まる前に失恋するという計画大崩壊の中、ともえは己の気持ちにどうケリを付けるのか……?10,000文字以内でスッと読める、明るく熱く輝きに満ち満ちた作品です!
冒頭の痛い展開からどうなるのかと思いましたが、まるでライブ会場にいるような熱量があった。青春の疾走感、恋のドキドキ、感情が爆発しそうな瞬間。そして……主人公の心情がとにかくリアルで、まっすぐで、痛いほどにまぶしい。思わず「わかる!」と叫びたくなるセリフの数々。大玉砕?その通りでした!でも清々しい後味でした。
文化祭のライブで告白しようとしていた主人公。だけどその前に想い人から彼女を紹介される。青春のバカ野郎!と叫びたい人は必読です。これは、良質な青春物語です!
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