私の知る限り、史上最年長の魔法少女がこれでもかと活躍するお話っ!イタいなんて言われても気にしない🫵
婚活市場の売れ残り⋯?そんなコンプレックスを抱えながらも年齢など関係なく自分の好きを貫いて世界を救う彼女の姿に毎話胸を打たれ続けます(◡ ω ◡)
こんなの好きになるに決まってますね!!なんて応援しがいのある主人公なのでしょうか。皆でみゆりさんを応援しましょう📣
構成は、物語がテンポ良く進みながらも新たな展開や怪人の登場したりするなど、『面白い!』と思うパーツが揃っています!
特に残り数話は超激アツ展開ですね😭
魔法少女を20年続けるとどうなるのか⋯全く新しい形の魔法少女伝、いざ開幕!!!!!
正直なところ、最初は読み始めるのが少し辛かったです。なぜなら、自分自身の婚活失敗という黒歴史を掘り起こすような気がしていたから。数々のドタキャン、気分が乗らないという曖昧な理由、もっと若い人がいい、もっと高収入の弁護士や医者がいいなどの理不尽な理由でのお断りメール……そんな経験をされた方も、きっと少なくないのではないでしょうか。
ですが、この作品を読み終えた今、私もようやく古い荷物を手放せそうです。もし、同じような辛い記憶を抱えている方がいましたら、魔法少女のビームに夢と希望を託して、そろそろ爆発四散させる時期かもしれません。
ちなみに私はその後、知人の紹介で結婚し、今では一児の父です。そしてこの作品『限界婚活魔法少女』に出会えたことも含めて、今とても幸せです。
34歳独身、魔法少女歴20年以上。
結婚するならギリギリの年齢、なんなら来年から高齢出産のレッテル確定。
そんな魔法少女が、闇堕ちした怪人をバッタバッタと薙ぎ倒す。
しかし、その怪人たちは現代社会の闇に染まってしまった人間たち。
ルッキズム、ミソジニー、港町などなど、婚活の闇をこれでもかと、コメディとギャグで笑いに変えつつ、暴いて来る。
ごめんなさい、笑えるけど、笑えねえ。
婚活経験者からしたら、もう辛いのなんの。
もう真っ平ごめん、二度としたくない、あんなもの。
グサグサと心の闇をぶっ刺してくるのに、キャラクターと展開は王道魔法少女みたく、勢いで笑わせてくる。
魔法少女は闇堕ちした怪人へと光を差し込むことで救済する。
でも、本当に救済されるわけではないのよね。現実はモテないまま。言葉によっての救いはただの認知の転換でしかなくて、現実はどこまでも残酷な裏の顔を持っている。
マジでリアルってクソだわ。
ギャグ、ラブコメ、現代社会の闇を一緒に見詰めたい方はどうぞご一読ください。
面白さと、思ったより火力の高さは保証致します。
主人公は34歳の魔法少女の花ヶ崎みゆり。
いや、少女じゃないじゃん(笑)って思っていたら作中でもツッコミを入れられてました🤣
みゆりは魔法少女として怪人と戦いながら婚活をしているのですが、ある日、戦っているところを荒木晃一という男に撮られてしまいます。
その撮影技術が素晴らしかったのでみゆりは彼をカメラマンとして雇うことにしました。
それから始まっていくみゆりと晃一のラブロマンスがほほえましくてとても良かったです☺️
あと、出てくる怪人がどれも凄まじくて爆笑しっぱなしでした。
婚活悪女タカノゾミーナとか女叩き怪人ミソジニーアとか、名前でもう笑っちゃいます。
この小説は現代社会の負の側面を描いていて、そういうのは真面目にやると暗い作品になってしまう気がするのですが、それをここまで明るい作風で面白おかしく描いているのはすごいなと思いました。
終盤の方は前半の頃が嘘みたいに熱い展開になって、読み終えた後、心地よい満足感を得られました。
すっごく面白かったので、是非読んでみてほしいです!
いい歳した大人の女性が年齢に合わないパツパツなキツい恰好をしてるだって?
最高じゃねえか。
大好物だぜ。
……などという下心丸出しで食いつきました。
はい、私はミツモトダイアさん大好きです。
で、並ぶサブタイの数々を見てまた一つ笑ってしまったんですが、なんともまぁ今の時代の負の側面をここまで可視化させたなぁ、と、妙な関心すら覚えてしまいました。
また、テーマに一貫性があり、ブレなく見事に練られているのもポイントが高いです。
個々のエピソードのクオリティが高いのも勿論ですが、全体を通して俯瞰した時にびしっと揃っているというのもこの作品のレベルの高さを感じさせる特徴だと思います。
そして、魔法少女を根底とする作品として見ても、随所に見どころがあって、盛り上がることができます。
字面のインパクトだけに騙されそうになりますが、総じて満足度の高い作品です。
是非ともこのお茶目な行き遅れ少女……じゃねえな、独身女性の行く末を応援してあげてください。
単発から連載へ進化した本作。
まず、更新通知が楽しみでした。
だって毎回のエピソードタイトル/怪人名がセンスの塊だから!
その笑いの瞬発力で懐に飛び込みつつも、魔法少女の「お約束」がガッチリと押さえられている。
そして怪人たちを(読者も持つかもしれない)負の心と共に爆散させていく、その爽やかな構成力には本当に唸ります。
また、けして笑い一辺倒ではないのです。
みゆりの前向きさ・ひたむきさに心を打たれ、こちらまで勇気をもらえる。
アキラくんへの気持ち、晃一君への思いの両方が本当で、それが彼女を形作っている……。
クライマックスの熱い展開には心躍ること間違いなし!
魔法少女の「その後」を限界まで追いかけた、とても誠実な作品です。
これから婚活を控える人、いま頑張っている人、そして終えた人!
どなたにも本当におすすめです!
周りの結婚報告も増えてきた最近、怖いものみたさで開いてみました。
高望み男や承認欲求モンスター…婚活市場やSNSに蠢く魑魅魍魎たちがそのまま怪人になるという設定は、まさに限界ぎりぎりのブラックユーモア。
魔法少女が物理でぶん殴って(あれ?魔法だっけ?)浄化していくのが痛快です。
でも、この物語がただの皮肉で終わらないのは、痛々しいほど必死な主人公や、哀れな怪人たちに向けられたどこか暖かい視線があるから。
綺麗事ゼロで現代の地獄をえぐりながらも、その痛みごと「しょうがないよね」と肯定してくれる優しさを感じます。
毒と皮肉が満載なのに、最後はきっちり大団円で救ってくれるのがこの作品のずるいところ。
現実はこんなに甘くないけど、せめて物語の中くらい、夢を見させてほしい。そんな捻くれた私たちにこそ読んでほしい物語です。