だるま様

率直に感想ですが、めっちゃおもろいです！！！

一見怖い達磨もこの達磨なら怖くないかもしれませんねw
短編でサクッとなおかつ面白い、これは読まなきゃ損かと！

筆者さんの語り口調も明るくて、楽しい一作です(ㆁωㆁ*)

自分の肥満に悩む人々にとって絶対に必要だと思われる存在を、視点によって異なる捉え方ができる方法で興味深く扱っている小説だと思います。

　作品のアイディアが光っています。
　作者さまの語り口が楽しくて笑えます。
　短くて、スキマ時間でもサクッと読めるでしょう。

　このだるま様、まず私に貸してくださーい。
　人によっては、とっても素敵なだるま様♡

なんとなくユーモラスな印象があるだるま
考えようによっては便利な能力まで持っている

それがちょうどいいところを突いていて
誘惑に駆られ、つい手を出してしまいそうな感じがして、
より怖さを引き立てています

呪いと祝いが違うように、羨ましいと思うか、恐ろしいと思うかは、ヨムヒトのタイケイによって左右される作品です。
ネタばれになりますので、ここまで！

寄生虫のようなその「縁起物」は、はたして敵か味方か

敵だとしても
倒しても倒してもおそらく、起き上がってくることでしょう......

タグ「少し怖いような怖くない話」が付く本作は、簡潔かつ明るい文体により研ぎ澄まされた短さで結論に導かれ、サクッと読めて思わず吹き出します。

ですが後からゾクゾクと怖くなるのですよ。これ、本当に「怖くない話」なのですか？　いや、嘘はついていないのですが……

「怖くない」も「怖いような」も嘘偽りなし。一粒で二度美味しいです。