五種類の虫(五つの王国、的な)を支配するにいたった、大王陛下。
ついに、人間界への侵略を、蟲民(臣民、的な)の前に布告する。
「人間たちは、我々をプチッとたたく!」
───そうだ、そうだ!
「人間たちを支配下におき、食料を作らせれば、我々は食料の心配をしなくてすむ!」
───うぉぉぉぉ!
して、その人間たちを支配下におくための施策は?!
大臣にま・る・な・げ♪(テヘッ✩)
そんな、ゆるっとコメディです。
人間を支配下におきたい。
でも、人間を殺すのはナシ。
グロくない、キモくない、に配慮した作品です。
そのなかで、虫についての独特のイマジネーションが広がります。
あの虫が、こんな姿に?!
どのような解釈で舞台にあがるか、どうぞお楽しみに。
※セリフはイメージです。
虫か……と思いきや、全然気持ち悪くないし、むしろかわいいです。
考えてみたら西洋ではペストを媒介したと言われている、あのネズミが大人気キャラクターになるのですから、虫もあり!
読めば意外と、蚊に刺されるのも悪くないと思えてくるかもしれませんよ!?
コメディとしての着眼点が秀逸です。
言われてみれば、植物・海洋生物・陸上のあらゆる鳥類や獣たちについて、人間は環境保護をしようと動いていますが、虫だけはあっさりとパンッ! されてますね笑
虫たちのキャラが立っていて愛着が持てるし、対する人間側も全く負けていない魅力的な人物が登場します。
まだ連載も始まったばかりですので、気軽に読んでみてください。