六人目の俳人は亡霊か、それとも…。

俳人と歌人が探偵役という珍しいミステリー。
事件も句会に紛れ込んだ作者不明の俳句の謎を解くという、風変わりなものでした。

私は俳句も歌も大した知識がありませんが、それでも話についていける程度に解説がなされていて良かったです。

軽快な会話劇も読みやすく、また俳句や歌の特性を活かした人物像や台詞回しは、とても完成度が高いと感じました。

面白かったです。

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