哀しくておぞましい人の性

最愛の家族を失った絶望は、人の心を狂わせる。

山を荒らす輩はいっそ死んでしまえと書いた言葉は呪詛にも似ていて、それを愉快と笑う姿は哀しくておぞましいものでした。

やり場のない怒りが見事な筆致で描かれている、素晴らしい作品です。

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