概要
たったひとりのために書き綴られた、『あい』と『きぼう』の魔勇譚
すべてをなくした『ゆうしゃ』の おんなのこ が いました。
すべてをすてた『まおう』の おとこのひと が いました。
ふたりは であって ころしあいましたが、ふと きがつくと きってもきれない とくべつなかんけい に なっていました。
だけど『ゆうしゃ』は、かれに こいしては いけませんでした。
まおうは『かのじょ』に きぼうを みては いけませんでした。
たくさんの ぜつぼう が、ふたりのまえに たちふさがります。
ふたりいっしょに しあわせ になんかなれません。
だれも かなしまずに せかい に へいわ なんかおとずれません。
それでも、そこに『あい』が あるのなら。
これは、『ゆうしゃ』と『まおう』が じぶんの しあわせ をわすれて だれかのため に がんばるものがたり。
すべてをすてた『まおう』の おとこのひと が いました。
ふたりは であって ころしあいましたが、ふと きがつくと きってもきれない とくべつなかんけい に なっていました。
だけど『ゆうしゃ』は、かれに こいしては いけませんでした。
まおうは『かのじょ』に きぼうを みては いけませんでした。
たくさんの ぜつぼう が、ふたりのまえに たちふさがります。
ふたりいっしょに しあわせ になんかなれません。
だれも かなしまずに せかい に へいわ なんかおとずれません。
それでも、そこに『あい』が あるのなら。
これは、『ゆうしゃ』と『まおう』が じぶんの しあわせ をわすれて だれかのため に がんばるものがたり。
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