いきものがかりの女の子と鯰のひと夏の恋の物語です。女の子には辛い展開もありますが、読み終わったあと、心が温まります。ほんの小さな行動が誰かを温めると、読み終わった今、思えました。
応援など感謝します 歴史時々現代たまにエッセイ
『いきものがかり』とある歌い手の名前を彷彿とするタイトル。おとぼう鯰という妖怪。一見、明るさを纏った賑々しい物語なのかと思いきや……、読んでびっくりしました。淡々と紡がれる文章とは裏腹に、紡が…続きを読む
すごいものを読んでしまった。素直にそう思います。きっと貴方の琴線にも触れることでしょう。
喋るナマズ?ナマズと恋!?一体どんな話なんだ!と読み始めて見れば、想像していたものを良い意味でひっくり返されました。物語や言葉に込められている情報・情念が非常に多く、強いです。人間の業や切実な思い…続きを読む
小説として扱い難く、書きにくいと思われる鯰(なまず)。その掴みどころのない存在を【喋る鯰】という新しい切り口で読者にシュールな印象を強烈に与える、先鋭的な感性が織り成す斬新な物語です。――喋る…続きを読む
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