二度読んで欲しい

『いきものがかり』
とある歌い手の名前を彷彿とするタイトル。おとぼう鯰という妖怪。一見、明るさを纏った賑々しい物語なのかと思いきや……、読んでびっくりしました。

淡々と紡がれる文章とは裏腹に、紡がれた文字のひとつひとつに意味があって……。
それが心に芽吹くたび目の奥が熱を持ち、胸を締め付けていきます。

一度読んだ後、もう一度手に取ってください。
読むたびに愛おしさが強くなる、不思議で素敵なお話です。

皆さまも、ぜひ。

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