エリュシオン・オンライン

ちゃんユウ

眠る秘宝は、目を逸らすことすら与えぬ

第1話 エリュシオン・オンライン

ーーーーー


パラディシオス・オンライン

   ランキング2位

     アリス


ーーーーー


「はぁー、負けた負けた!またランキング下がっちゃったよ」


俺の名前は不動ふどう 亜里好ありす


仮想空間オンライン、ゲームパラディシオス・オンライン。

 10年前にリリースし、その圧倒的な世界観から10億人以上のプレイヤーが遊び尽くした。

 だが、この世界は永遠なんて存在しなく、時代の流れと共にその勢いは落ちていき、新しく発売したゲーム達に人口を吸収され、3年前俺が始めた時には、パラディシオスの人口は3万人も満たなかった。


[同時アクセス数]

124人


今ではガチプレイヤーしか残っていない。

 2年前からアプデもされなく、このゲームで今楽しめれるのはPVPだけであった。

その中で俺は1位と2位を争うほどの実力者。


「はぁ、PVPだけじゃ飽きてくるな...なんか、新しい事来ないかな...ん?」


 退屈そうにしていると、久しぶりに運営からのメッセージが現れる。


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・お知らせ

 この度、パラディシオス・オンラインは来月を持ってサービス終了とします。これまでパラディシオス・オンラインを冒険してくれたプレイヤー様に感謝致します


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マジか!サービス終了すんのかよ...


「ん?」


すると新たなメッセージが現れる。


ーーーーー


・お知らせ

 今冒険してくれているプレイヤー様には先行予告動画を見る権利を得ました


ーーーーー


「先行予告動画?」


俺の目の前から動画現れる。

 そのタイトルはエリュシオン・オンラインというタイトルだった。そこから流れる動画に俺は思わず立ち上がってしまう。


「七星災獣...古代竜...それにスキルも背景もパラディシオス・オンラインで見た事あるもの...もしかしてこのゲームの続編か?!」


それに見たことのないスキルやモンスターもいる。


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・お知らせ

 このメッセージは、現時点ランキング10以内のプレイヤー様にしか送られていません。ランキング上位のプレイヤー様にはアカウントを引き継いでくれた場合、パラディシオス・オンラインでのアイテムを一つエリュシオン・オンライインに引き継ぐ事ができます


ーーーーー


?!


 このメッセージには心臓が飛び出すほど驚くのであった。パラディシオス・オンラインでのアイテムを一つ引き継ぐ事が出来るなら、少し強くでニューゲームが可能になる。


「やっぱ、実力主義のこのゲームの運営様は最高だな。こりゃ、アイツもワクワクしてんだろうな」


 俺は急いでログアウトをして、ある人にメッセージを送るのだった。




ーーーーーーー



 新作!

 今作はめちゃくちゃオンラインゲーム作品です。

 よろしく、お願いします。


ここまで読んで下さり、ありがとうございます。

 モチベで執筆スピード変わるので、続きが読みたいと思って下さったら、是非☆☆☆とフォローしてくれると嬉しいです!

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