第3話 チュートリアルクエスト②

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???ボスモンスター[下級天使]

HP:1500000

*チュートリアルの為、自動回復機能は消えています

*チュートリアルの為、本来のステータスより50%ダウン


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「やべぇ!」


 下級天使が手に持っているロッドが俺に向かってくる。咄嗟に避けるがレベル5の俺にとってギリギリである。いくらコントロール力があっても、レベル200以上との戦闘はどうにもならない。いくらステータスが50%ダウンされていても倒すのは難しい。


「てか、攻撃食らえるのか?」


-HP1


俺は下級天使の身体に短剣で切り付ける。

 そのダメージは−1しか食らえなかった。下級天使の最大HPは約150万も存在する。だが、ダメージが通ると知った俺はニヤリと笑うのだった。残りの保有ポイントをAGIに振り分けた。


「さて、何時間かかるかな?」



-HP1


-HP1


-HP1


-HP1


-HP1


-HP1


-HP1


-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1

-HP1


下級天使との死闘は3時間を越えたであろう。

 もし自動回復があったのなら、ステータスが50%ダウンしていなかったら倒すのはできなかったであろう。一度でも下級天使の攻撃を喰らってしまえば即死であろう。


「はぁはぁ、しんどい」


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ボスモンスター[下級天使]を撃破しました。

チュートリアルレベル10での経験値は得られせん


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称号獲得

《天使殺し》

 貴方は天使系のボスモンスターを倒した事により、この称号を与えます。

効果

・HPとMP+500

・特定のNPCの行動が変わる

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「ちっ、もし経験値を得られるなら、レベル50...いや、70は超えたんだろうな。てか、これって本当にクリアできる様に設定してんのか?いや、ステータスを下げてるって事はクリアできるようになってると思うけど...ん?あれは!」


ドロップ品だ!


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装備[下級天使の指輪]

 

等級:ユニーク

制限:レベル50以上 

性能:HP+500 MP+500 STR+200 DEF+200

効果

・光属性の魔法の追加ダメージ50%アップ

・どんな攻撃でも必ずHP1は耐える

・特定のNPCの行動が変わる

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アイテム[ドラゴンのタマゴ]


等級:???

説明:ランダムでドラゴンが生まれる

条件:MPを注入すると24時間後に孵化する


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いきなりユニーク!


コモン<アンコモン<レア<ヒーロー<ユニーク<エピックが存在する


それに、光属性の魔法の追加ダメージ50%?!やべぇな!...


「俺光属性使えないんだけど」


 悪魔の末裔のせいで光属性を使えないのを思い出した。このアイテムを装備していても効果は使えない。まさに宝の持ち腐れだった...まぁ、体力1を耐えきれるのなやアタリか?


「ストレングス+50は美味しいけど...はぁ、いらねぇな。レベル50の時ならもっとステータスをあげれるアイテムなんていっぱいあるからな」


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称号獲得

《不可能を可能に!》

貴方は勝てない戦いに勝利した事により、この称号を与えます。

効果

・自分よりレベルの高いモンスターとの戦闘時、既存ステータス20%アップ

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 マジかよ、チュートリアルだけで称号5つもゲットした。それに、レベル10は本来ならクリア不可能に設定されてたのか?だが、それならクリア条件は他にあったのか?


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チュートリアルを終了します。

報酬

・チュートリアルレベル9の報酬

・チュートリアルレベル10の報酬


貴方は今から始まりの国、ザファーストに転移します


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おっと!貴方には前世が存在しますね。そんなプレイヤー様には特別に前世のアイテムを一つ授かる事が可能です。アイテム名を呟いてください


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なるほど、ここで特権を貰えるのか。それにうまくできているな。アイテムの名前を覚えていなかったら引き出せないようになっているのか。


「影の王のルーン石」


 目の前にはカラスのマークが刻まれている宝石が現れる。俺はその宝石をゲットしてすぐに砕くのだった。


「来た来た来た!」


黒い煙が現れて、俺の体内に入り込む。


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Name:アリス Lv:5

Class:なし 称号:神童プレイヤー...

Hp:1000(+100) Mp:1000

ステータス

STR:15(+10)

DEF:15(+20)

AGI:45(+10)

INT:15

LUK:10

保有ポイント:0


Skill

なし

Ability rune

●影の王

○なし

○なし

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ルーン石[影の王のルーン]


等級:エピック(成長可能)

説明:五大魔王の1人が使う固有魔法

効果

・魔王のを自由自在に扱う事が出来る

・影武装の力を使えば、3分間MPとSTRとDEFとAGIのステータスを300%アップ(クールタイム3時間)

・影武装時、自動回復機能が追加する(3秒間にHPを3000の回復

・スキル[影の刃]、[カラスの大群]、[影壁]を使える


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 本来エピックを使うには最低でもレベル100以上じゃないと扱えない。例えランカーの特権があったもすぐに使えないように調整されている。だが、ルーン石には制限が存在しない。エピック級のルーン石は全プレイヤーに1人しか使えなく、ドロップ率も最悪。


「まぁ、今の状態ならスキルは使えないな。影武装時なら影の刃を一回か影壁を3回ところだな。カラスの大群はあとレベル10ぐらい上げないと足りないな」


てか、等級の成長可能ってなんだ?等級はエピックで最大のはず...いや、それは前作の話だ。これはエリュシオンだ。追加されているに決まっている。


そして次は報酬の確認だな。


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レベル9の報酬


(ヒーロー級ランダムスキルブック)

等級ヒーローのスキルをランダムで獲得


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レベル10の報酬


(エピック級ランダムスキルブック)

等級ヒーローのスキルをランダムで獲得


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レベル10の特別報酬


装備[魔人のローブ]

 

等級:エピック(成長可能)

制限:深淵属性を持っているプレイヤー

性能:HP+350 MP+350 STR+100 DEF+100 AGI+100 INT+100 LUK+5

効果

・深淵属性の魔法の追加ダメージ25%アップ

・光系のモンスターの追加ダメージ40%アップ

・特定のNPCの行動が変わる


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...バカチートやん






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(アリスのメモ帳)

 チュートリアルクエストは難易度が上がるほど、貰える報酬も豪華になる。だが、失敗してしまうとチュートリアルクエストで得るはずの報酬を貰えずに始めることになる。大抵のプレイヤーは報酬を貰うためにレベル3を受ける者が多い


ここまで読んで下さり、ありがとうございます。

 モチベで執筆スピード変わるので、続きが読みたいと思って下さったら、是非☆☆☆とフォローしてくれると嬉しいです!

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