ブタの一生は醜く続く

おまけ

キャラクターのプロフィール

◆名前：鰐淵 銀平（わにぶち ぎんぺい）

声のイメージ：石毛翔弥様、近藤隆様etc...

・誕生日：7月24日

・年齢：20歳

・身長：177センチ

・一人称：俺

・職業：アルバイト（おしゃれな事で有名な某チェーン店のカフェ店員）

・学校：最終学歴は高卒

・趣味：雑誌の立ち読み（主に美容系、芸能系やファッション雑誌を読む）、筋トレ、音楽（ジャンル問わず）

・好きなもの：油そば・まぜそば、手を汚さずに食べられるもの、ゲーム（遊ぶジャンルは主にアクション、RPG、たまにノベルゲーム。ソシャゲも遊ぶ）、アニメ、漫画

・嫌いなもの：味の薄いもの、ピーマン、ネギ、野球、事故、トラブル

・服装

『アルバイト』

　黒のワイシャツに某チェーン店のカフェ特有の緑のエプロン、ボトムスもシャツと同じく黒のもので統一している。身長の高さも手伝ってかこれだけでも様になるらしく、女性客からのウケが良い（本人も客の視線や反応から察している）。

『私服』

　こだわりはなく、なんでも着る。

　バイトに行く時はトップスもボトムスも無地の服を好み、休日に出かける際は気分によっていろいろと着こなす。どちらの場合でもチェーンネックレスやブレスレットなど小物による主張を忘れず、地味になりすぎないよう気を遣っている。

　最近のお気に入りは袴（はかま）のようなシルエットのワイドパンツ。腰紐や遊ばせてある布地が歩くたびにひらひらと揺れ、どことなく和の雰囲気。それに合わせてトップスも決まるが、大抵は総柄のシャツをチョイスする。他にはデザインTシャツを合わせたり。

　また、作中の季節が夏なので外出するときは日傘を欠かさない。こちらは裏地に骨組みが目立つ和傘のデザイン。

　履いている靴は主にスニーカー、サイドゴアブーツなど。スニーカーはバイトと休日、どちらの日でもよく履く。サイドゴアブーツはつま先が丸く、靴底が高めのデザインを好む。防水なので雨の日に。

　時期を問わず、黒のウレタンマスクを常に着用している。

・外見

　髪色は黒、若干カーキ色が入っている。髪型は天然パーマの髪を重めのマッシュカットに。サイドの髪の毛は耳たぶにかかる程度。襟足のみやや刈り上げているため、横から見た時のシルエットが綺麗で中性的な印象。

　目鼻立ちはモデルや俳優と見まがうほどに整えられているが、ほとんどは整形の産物。

　奥二重の目は埋没法を利用して作り上げ、厚かった唇は切除・縮小して薄くしてある。鼻はシリコンで出来たプロテーゼ（人口軟骨）を挿入して高くする……等々、人工的に手が加えられている。

　外出する時の大半はファンデーションを馴染ませて色白にし、赤のマット系リップ、アイシャドウは基本暗めのものを合わせる。ただバイトの時はオレンジベージュなど明るく見せるものを使ったり、時と場合に合わせて変えている。

　高校以前は現在よりも丸かった（大雑把に言うと太っていた）が、整形を機に体型をかなり絞った。

・性格とか

　鬱屈とした、厭世（えんせい）的な雰囲気を漂わせた青年。視線が常に下を向きがち。仙台駅東口近くに存在する某チェーン店のカフェで働いており、勤務歴は今年で三年目。

　過去の経験から人に心を開かなくなり、年下年上、初対面か否かを問わず、人と会話する時は常に敬語。時と場合に応じてそれが外れる事もあるが、大概は独り言を呟くときくらいにしか外れない。同じカフェで働く人間に対しては普通に会話もできるし付き合いもあるものの、基本的に自身の内面は話さないし踏み込ませない。

　飛んでくる物体をキャッチすることができない。たとえ受け取りやすいように軽く放り投げられた物でさえ手元が狂い、落としてしまう。

◆名前：真田 芽衣（さなだ めい）

声のイメージ：花岩香奈様、高尾奏音様etc...

・誕生日：3月25日

・年齢：15歳

・身長：150センチ

・一人称：わたくし

・職業：学生（高校一年生）

・学校：私立聖ヶ原（ひじりがはら）高校

・趣味：ボランティア、ヘアアレンジ、学校の花壇への水やり、知らない物事を学ぶこと

・好きなもの：チャイティーラテ、あんぱん（つぶあん派だがこしあんもありよりのあり）、小説（好みのジャンルはファンタジー、恋愛）、誠実さ

・嫌いなもの：板チョコ（食べられるが小さいころ虫歯になって以来怖がっている）、偏見、門限

・服装

『学生服』

　ブラウスは白をベースに襟は紺色、胸元には大きめのリボン。プリーツスカートも襟と同じく紺色で、靴は焦げ茶色のローファーを履いている。これに加えて芽衣は黒のタイツを着用している。

『私服』

　自分で選んだ服を着るが、両親や祖母が選んでくれた服も着る。

　よく袖を通すのはオフホワイトに近い色合いのブラウスで、襟や袖周りに施されたラインの刺繍、襟元にある細めの黒いレースリボンが特徴的。

　ボトムスは主に和柄のロングスカートを合わせ、布地は紺色から裾付近にかけて白のグラデーション。桜や蝶々が夜に舞うようなデザイン。生地は肌触りがよくて高級感があり、歩くたびに軽やかになびく。

　靴は編み上げのレザーブーツでやや厚底、少々ゴツめのデザイン。

・外見

　髪色は黒。長さはちょうど胸の下ぐらいのセミロング。

　暑い日はポニーテールにしてまとめたり、勉強するときは下の方でふたつ結びにしたりと、その日の気分や場合に応じて髪型はちょくちょく変わる。学校に行く日は制服に合わせ、ハーフアップに整えた髪を赤いリボンでとめている。

　瞳の色は薄黄（うすき）色。ややくすんだ、茶色を含んだ黄色。目の形は丸みを帯びており、そこはかとなく愛嬌を感じさせる。

　化粧っ気はなく、童顔というほどではないが、幼さを感じさせる顔立ち。肌は陶磁器のように白く綺麗で、頬にほんのりと差した桃色がそれを際立たせる。

　体つきは華奢で肩幅も小さめ、身長も低めなので小柄さが目立つ。

・性格とか

　明るく何にでも興味を示す、好奇心旺盛かつ天真爛漫な性格。それでいて分け隔てもないので人当たりが良く、年代や性別を問わず、他人と打ち解けるまでが早い。

　実家は昭和の時代から続く老舗の呉服店であり、裕福な生活を送っているお嬢様。

　呉服店は近年、売上が芳しくない年もあったが今風の流行りを取り入れて売り出してみたところ、若者を中心に大きな反響があった。そのため今では経営も好調に傾いている。四国の愛媛に本店を構え、関東の都内近郊、東北の仙台にも店舗を構えている。

　所作のひとつひとつがたおやかであり、姿勢の良さや立ち振る舞い、言動から育ちの良さが滲み出る。

　学校での成績はおよそどの教科も平均的。ただ古文・漢文を教えてくれるおばあちゃん先生に好かれており、その教科だけは他よりも成績が良い。逆に理数系は苦手で、数学は友達のクラスメイトに教えてもらいながら頑張っている。