サバイブ・スクランブル〜ある日、俺の中に“何か”が宿ってから能力者と戦うことになった〜

奪い合い、殺し合う人間たちの世界。
この醜い地獄に終止符を打つため、「何か」が生み出された――。


高校生・藤山優作は、ある日謎の小さな超生物と出会う。
「君と命を共有している」
そう語る生物・ドラトとの生活は、彼の日常を大きく変えていく。

命を共有するという奇妙な契約。
それは、彼に未知の力をもたらし、逃れられぬ運命へと導くものだった。

果たして、優作の選択は？
そして、世界にたった一つ与えられた「何か」の正体とは？

――これは、共鳴する者たちの生存戦争（サバイブ・スクランブル）