とろけるような愛と闇は隣り合わせ。まさに、その溺愛は過剰。

とにかく甘やかしてくれる。とにかく尽くしてくれる。
けれど、彼女に近づく者や傷つける者は決して許さない。どんな手を使ってでも、排除する。

そんなお砂糖たっぷりの甘い愛とどこまでも暗い闇を待ち合わせたエリオット。
彼の行動原理はただ一つ。愛してやまないヘレーナのため。

こんなに愛されてしまうと、ヘレーナももう抜け出せませんよね。彼女はもう、エリオットの愛の沼へ。
それでも、エリオットの心配は尽きません。ヘレーナに寄ってくる者はいないかと目を光らせています。本当に好きなんだな、愛しているんだなと、読んでいて痛いほど伝わってきました。

皆様も、エリオットの愛と闇、そして彼の愛を一身に受けるヘレーナの物語をお楽しみください。

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