釣った魚から片時も離れたくない!

貴族同士の結婚は、家の結びつきを意味し、互いの家にとってメリットを生じさせる。
ローゼン伯爵家の長女、ヘレーナもまた、傾いてしまった家のために結婚しようとしていた。
しかし婚約相手であるスヴァンテは、ヘレーナの前で堂々と浮気をする者だった。
我慢を強いられる日々に登場したのがアーレンシュトルプ侯爵家の長男、エリオットである。

一目惚れした瞬間から、ヘレーナを手に入れる手腕もさることながら、こちらも人前で堂々と……。
片時も離れたくない、という溺愛っぷりである。
せめて人前では止めない、と言いたくなるほど。
あと落ち着け、とも。
それほどまでの溺愛を発揮するエリオットです。

甘々とヤンデレ好きさんには是非、読んでもらいたい作品です。

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