様々なシーンを詠う俳句。夜の中に昼の匂いを感じさせ、物音のそばに静寂があり、今いないものや人はかつていたことを示唆させる。そして改めてタイトルを見る。『プラスチックの夜』。連作の一つに『プラスチックみたいな夜』とあった。大量生産された夜ということなのか、腐りにくい夜ということなんだろうか。ワクワクしたまま、思わずレビューしてしまいました。
いろいろとカクヨムで俳句を読んできて、「それで何が言いたいの?」と思われてしまう句がダメなことがわかった。 わかったつもりであった。 上の話は初心者の作り方で、中級者以上になると、「それで何が言いたいの?」と思わせつつも、言葉と言葉の化学反応で読み手の心を動かしてしまうやり方があるようだ。 レベルが私とちがいすぎて参考にならない。いやあ、すごい。
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