価値観の違いは、哲学的に言うと「実存主義」かもしれない。哲学者ではないので、よくわかりません。
たとえば、電信柱が好きな人がいて、そこに人生を感じる人がいたとして、他人にはその良さがわからない。理解できない。電信柱が好きな人には理由がない。ただ好きなだけ。これは分析すると意味がない。分析しないのが「文芸」という芸かもしれません。
この小説には、余計な説明がないので、読者は想像を働かせてしまう。つまり行間を読んでしまう。
「わからない」「理解できない」
下手な説明を加えるより、「わからない」ままで、小説を書けば、読者は「わからない」を感覚で感じる事が出来るのでは?
女性はなにか意図があって、会話をしているけど、男性は真面目にコミュニケーションを取ろうとしている。それは「すれ違い」ではなく、価値観が違うからそう見えるだけだと思いました。
実際の話が基本なんだろうけど、そこから作者が「すれ違い」ではなく、「価値観が違う」のではないかと、創作すれば、いい小説になったと思います。