静かな悲しみがそこにはあって、ずっとあって。
- ★★★ Excellent!!!
頭をからっぽにして読みました。
花言葉と作品のテーマと、うまく絡めてあって、そこが技巧的に素敵だなと思いました。
それから、575をわざと崩しているところも。
でも、そういう技術面の素晴らしさよりも、
胸の奥にすいっと入ってきて、じわりと悲しみを広げる感じが好きでした。
深い悲しみなんだけれど、わたしはとても静かなものを感じたのです。
激しい情動のあと、時が止まり音が消え失せる。
そういう瞬間であるように思いました。