静かな悲しみがそこにはあって、ずっとあって。

頭をからっぽにして読みました。

花言葉と作品のテーマと、うまく絡めてあって、そこが技巧的に素敵だなと思いました。
それから、575をわざと崩しているところも。

でも、そういう技術面の素晴らしさよりも、
胸の奥にすいっと入ってきて、じわりと悲しみを広げる感じが好きでした。
深い悲しみなんだけれど、わたしはとても静かなものを感じたのです。

激しい情動のあと、時が止まり音が消え失せる。
そういう瞬間であるように思いました。

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