概要
悪役令嬢に救われたヒロインは、彼女に並び立つために歩み出す――――
乙女ゲームの世界に転生、辛くも悪役令嬢に勝利し、ゲームを攻略しきったヒロイン。
だがその先に待っていたのは、攻略対象たちの裏切り、煉獄のような日々であった。
元悪役令嬢・伯爵の娘ミモザを頼り、彼らを誅してもらって安寧を得た元ヒロイン・サクラ。
しかしサクラは、縁を読む占い師「ブロッサムの魔女」として皆伝を受けた翌日……〝縁の糸〟が見えなくなってしまう。
代わりに現れたのは、ミモザとサクラの小指を繋ぐ、赤い糸。
縁の糸が見えなければ、ブロッサムの占いはできない。
そのことに消沈しながらも、一方でミモザと結ばれる運命の予感に喜ぶサクラ。
しかし魔女は、重々しく告げる。
「よく聞きなさいサクラ、我が弟子よ。この糸が切れた時、あなたは死ぬのです」
縁の糸が見えな
だがその先に待っていたのは、攻略対象たちの裏切り、煉獄のような日々であった。
元悪役令嬢・伯爵の娘ミモザを頼り、彼らを誅してもらって安寧を得た元ヒロイン・サクラ。
しかしサクラは、縁を読む占い師「ブロッサムの魔女」として皆伝を受けた翌日……〝縁の糸〟が見えなくなってしまう。
代わりに現れたのは、ミモザとサクラの小指を繋ぐ、赤い糸。
縁の糸が見えなければ、ブロッサムの占いはできない。
そのことに消沈しながらも、一方でミモザと結ばれる運命の予感に喜ぶサクラ。
しかし魔女は、重々しく告げる。
「よく聞きなさいサクラ、我が弟子よ。この糸が切れた時、あなたは死ぬのです」
縁の糸が見えな
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ミモザさんが可愛すぎる!!
この作品の一番の見どころは〝ミモザさんの可愛さ〟。
導入部分、一話・二話では出来る女性の風格を漂わせている彼女ですが……。
サクラさん視点へ移行し回を重ねる毎に抜けてる・足りない部分が浮き彫りになって行き、またサクラさんへ向ける感情が徐々にオープンになって行きます。
最後の方は、もう何と言いますか。
文字を追うごとに可愛らしさが滲み出てきまして、悶えました。笑
お話の本筋も日常パートはほのぼのとしつつ、〝縁〟というテーマに沿って、骨太に組み上げられています。
作者さんの持ち味であるノリの良さ、爽快さも健在。
戦闘回では思わずクスリとするコミカルなシーンも。
戦闘能力に関して、ミモザ…続きを読む