この作品の一番の見どころは〝ミモザさんの可愛さ〟。
導入部分、一話・二話では出来る女性の風格を漂わせている彼女ですが……。
サクラさん視点へ移行し回を重ねる毎に抜けてる・足りない部分が浮き彫りになって行き、またサクラさんへ向ける感情が徐々にオープンになって行きます。
最後の方は、もう何と言いますか。
文字を追うごとに可愛らしさが滲み出てきまして、悶えました。笑
お話の本筋も日常パートはほのぼのとしつつ、〝縁〟というテーマに沿って、骨太に組み上げられています。
作者さんの持ち味であるノリの良さ、爽快さも健在。
戦闘回では思わずクスリとするコミカルなシーンも。
戦闘能力に関して、ミモザさんの超人ぶりは言わずもがなですが、サクラさんの成長にもきっと驚かされると思います。
またサクラさんとミモザさんだけでなく、多くの関係性が見られるのも楽しみの一つ。
(関連した短編を拝読していると、面白さが一層増すかと!)
中でも、ミモザさんとお父様の関係性が見てて微笑ましかったです。
とりとめもなく書き綴りましたが、本作は〝可愛い〟を存分に供給してくれる事間違いなしです!!