第08話 血ヶ崎ノエシス その1


  ※※※※


 今から18年前のことである。

 血ヶ崎ノエマと血ヶ崎ノエシスは、茨城県村落地方の貧困層に生まれた。二人は双子の姉妹であったが、姉のノエマには先天性の脳障害があり、妹のノエシスとはその学力も能力も大きくかけ離れていた。もちろん両親は初めのうちは彼女たちを平等に愛して育てようとしたらしかった。とはいえ、そこでは親戚にも近所にも地域共同体にも理解者など存在するはずがなかった。ノエマは小学校低学年のうちから勉強についていけなくなると、机の上にある文房具や教科書をかじっては病院に運ばれるようになり、ノエシスのほうはそのせいでクラスからいじめられるようになった。

「てめえの姉ちゃん、バカなんだろ。バカ、バカ、バーカ! 能なしフグ女!」

「違うもん! ノエマお姉ちゃんはバカじゃないもん! ノエシスのお姉ちゃんがバカなわけないもん!」

 ノエシスはそう叫ぶと、自分の姉をバカにした連中に対して見境なしに殴りかかるようになった。こういう行動はすぐに学校で問題になり、両親は設備の仕事とスーパーのパートタイムアルバイトから呼び出されて、学年主任から厳しく指導された。そしてそのたびに職場には迷惑がかかっていた。こうした出来事が血ヶ崎姉妹の父親に対してどのようなストレスを与えていたのかは《僕》は知らない。最初はきちんと我が子を愛そうとしていたのかもしれないし、長女を差別する周囲にも抗議していたのかもしれないが、しかし最終的にその苛立ちはノエマへと向かうこととなった。

 父親は、ノエマを殴るようになった。

「お前が出来損ないだから、全部悪いんだ! ボケが、このバカガキが!」

「ぎゃああああ! いたいっ、いたいいたいよおっ! パパぁっやだぁ!」

 ノエマは痣だらけになって泣き叫んだし、姉妹の母親のほうはただ部屋の隅でうろたえてなにもできなくなってしまった。それが余計に父親を激昂させた。「だいたいテメエがゴミみてえな子供を生んだからこの家は迷惑してんだろうが! ああ!? 近所に謝るならテメエがひとりで謝ってこいよ! このクソマンコ! おい聞こえてんのか!?」。そんな風に言いながら父親はやがて母親のほうも足蹴にするようになった。行政からも福祉からも救いの手などあるはずがなかったし、酒の量は日増しに増えていた。やがてノエマの筋肉には異常が発生するようになった。

 彼女は痙攣したみたいに笑うようになった。笑顔。みんなが楽しかったころに自分が浮かべていた笑顔をもういちどするようになれば、仲直りできるかもしれないとノエマは思っていたのだ。

「キャハ、キャハハハ! キャハハハハハハ! パパァ! パパッ! ねえ、ノエマ笑ってるよお!? パパも笑おうよぉ!? 楽しいよぉっ!? ギャハハハハッ!」

 そういう自分の態度が実父を余計に憤らせるだけだという残酷な事実に対して、このときのノエマは全くの無知だったのである。

 ノエマは、腹を蹴飛ばされて顔面を張り飛ばされると、鼻血とゲロまみれでゴムまりのように和室の床を転がり回った。母親のほうは「やめて、も、もうやめて――」とうずくまるだけだった。ノエシスはそんな光景を怯えるように眺めながら、不意に、

《力が欲しいかい?》

 という声を聞いた。

 それはフィデリテ=ファタールという誰も知らない悪霊の声であった。

「だ、誰っ?」

《キミに矢を与えることができる女さ。さあ、キミが力を欲するのかどうか、そして力を手に入れたらなにをしたいのか、今すぐ決めるんだよ。もしも大好きなお姉ちゃんを守りたいと思うならね》

「あ、あぁっ」

《さあ、どうするんだい? エンゲージの時間だよ、ノエシスちゃん――!》


 数時間後。

 血ヶ崎の一軒家は燃えていた。一般的には放火事件だと報道されているが、実際にはそうではない。血ヶ崎ノエシスがフィデリテ=ファタールという正体不明の悪霊とのエンゲージを交わして、その能力で両親もろとろも家を全て焼いたのだ。能力とは、ただ「火を灯すだけの能力」である。ノエシスはエンゲージのあとで、自分の片手に金製のライターが握られていることに気づいた。そして、ただパチンパチンと鳴らして火をつけるたびに、燃やしたい場所が燃え続けていくことを知った。火を放ちたい場所は、もちろん大好きなノエマお姉ちゃんを傷つけた父親の血肉と、それを見過ごした母親の脂肪とである。

 エンゲージのレベルは《友愛》。そしてエンゲージのタイプは《射出》。

「くひひ――」

 ノエシスが笑みをこぼしていると、そのとなりで、姉のノエマはさらに大きな笑い声を上げていた。

「あ、あひゃ、ひ、ひひっ、ひひゃはーっはははっはァ!」

 愛する姉は泣きながら痙攣するように笑い続けていた。

「どうしようこれェ!? ねえ、どうしようかなァこれ! ノエマが笑いながらさぁ、大声で笑いながらさぁ、みんな死んじゃえって思ってたら本当にみんな死んじゃったよぉ。もしかしてさぁ、これってノエマがそう願っちゃったのがいけないのかなぁ!? みんなみんなノエマが馬鹿に生まれちゃったのがいけないのかなァ!?」

 そんな風に身をよじらせる姉のノエマを見て、ああ、とうとうたったひとりの肉親はこのイカれたお姉ちゃんだけになってしまったんだとノエシスは感じた。でも、それでも別に構わないと思うことができた。だって、世間体を気にして娘を殴るような父親よりも、あるいは夫に怯えてうずくまっているだけの母親よりも、実姉のほうが遥かに大切だと当時のノエシスは考えることができたのである。

「大丈夫だよ――ノエマお姉ちゃん」

 そうノエシスは言った。

「なにがあっても、ノエシスがノエマお姉ちゃんのことを守ってあげる。もしも法律がノエマお姉ちゃんを悪者にするなら、警察も、検察も、裁判官も皆殺しにしてあげる。政治がノエマお姉ちゃんのことをクズだって言うなら、議員も官僚もぜんぶ燃やしちゃう。ノエマお姉ちゃんのことを出来損ないだって決めつけたのがこの国の文化だっていうなら、目についた博物館にも美術館にもぜんぶ火をつけちゃおう。ノエマお姉ちゃんは虐げられていたんだから、そういうことをする権利があるんだよ。あたしはね、ノエシスはね、死ぬまでそういうお姉ちゃんの味方だよ」

 火は怒りだ。自分にぴったりの霊能力だとノエシスは思った。

 当然の話ではあるが、ここで彼女たちが正当な能力を持った警察に保護されていればこれ以上なにも酷いことは起きなかったかもしれない。だが、不幸というものはさらなる不幸を呼び寄せるのが世の常というものなのだ。

 不意に、のろのろとした足取りで彼女たちに近寄ってくる男の影があった。ノエマとノエシスはほとんど同時に振り返った。そこに立っていたのは、顔の半分に酷いアザを抱えて義眼をはめている、痩せこけた中年男性であった。

 檜山ザンセツである。そのとなりには、甲冑を身に纏った老齢男性の悪霊――エンファンス=エンファンだった。

「よう、メスガキども」


  ※※※※


 血ヶ崎ノエマと血ヶ崎ノエシスは、そのまま檜山ザンセツが暮らしているボロアパートに引き取られた。そこには洗われてもいない食器や、畳まれてもいない洋服、そういうものがほとんど掃除されていない部屋中に撒き散らされていた。ノエマとノエシスは唾を飲み込んでから畳の上に正座するしかない。

「えーと」

 と檜山ザンセツは言いながら、冷蔵庫から日本酒の瓶、そして台所の上にあるガラスコップを手に取って卓袱台の上に置いた。とくとくとくとく――と、静かな音を立てながら注いでいく。それを血ヶ崎姉妹はヨダレを垂らすような勢いで眺めていた。なんでもいい、とにかくなにか胃に入れたかったのだ。

「なんだ? お前ら。ハラ減ってんのか?」

 ザンセツがそう訊くと、ノエマとノエシスはうんうんと頷いた。

「そうかよ。じゃあ冷蔵庫のなかにある菓子パンでも適当に食ってろ。安心しろ。オレはなにも叱ったりはしないさ。お前らの親父と違って怒鳴ったりも殴ったりもしない。それについては信用してくれていいんだぜ。だってオレはお前らの親父じゃないんだから」

「えっ、あ」

 ノエシスのほうが真っ先に声を上げようとしたのだが、実際に言葉を放ったのはノエマのほうだった。

「お父さんに、なってくれるわけじゃないの?」

「? ああ、ならない」

「じゃ、じゃあ、怖い。お父さんじゃない大人の男の人は襲ってくるかもしれないって、クラスの子が言ってたよ――」

「お前、自意識過剰か。オレが変態のロリコン野郎にでも見えるか? だいたいクラスの連中っていうのはお前をイジめてたヤツらだろうが。自分をイジめてるようなヤツらの言うことを聞いてたら死ぬまでイジめられるままだぞ? 大事なことを教えてやる。世の中は誰の言うことをちゃんと聞けばいいかで決まるんだ」

「ひっ、え」

「オレは今後の仕事のために強い霊能者が必要なだけだ。分かったら黙ってメシを食え」

 そんな彼の言葉に、ノエマとノエシスは顔を見合わせることしかできなかった。

 そうして、チョコパンとジャムパンとツナコーンパンをむしゃむしゃと食べた。

 嬉しいと思うことができた。姉妹がどんなに卓袱台を汚しながら食べものを食い漁っても檜山ザンセツは全くなにも言ってこなかった。誰にも怒られないで済む食卓というものは生まれて初めてかもしれなかった。たとえ目の前にいる男が放火殺人を平気で見過ごすような悪人だとしても、どうしてその施しを手放すことができるだろう。

 ザンセツはタバコに火をつけると、ノエシスのほうを見た。

「まず――ええと、ノエシスっていうんだっけか。お前のほうが先に悪霊とエンゲージしたのは知ってる。フィデリテ=ファタールっていうんだったな。そいつはオレが派遣した悪霊のひとりだから大切にしろ。《火を灯すだけの能力》を持っている。まあ、とっくに自分で使ったんだから知ってるだろうがな。

 これからノエマのほうにもエンゲージをさせる。そのための悪霊ならオレのほうが先に見つけてあるから安心してくれ。ちなみに、なかなかイケメンだからな、きっとお嬢ちゃんは気に入ると思うぜ。名前はイストワール=ド=フィロソフィエ。こいつにもそれなりの能力があるからきっと仕事の役に立つさ」

 ザンセツの説明が終わると同時に、ふっと、彼のうしろに現れるものがあった。それがイストワール=ド=フィロソフィエである。ボロボロの和服に身を纏っている、陰鬱な目つきをした若い男であった。

「こいつの能力はな、《痛みを返すだけの能力》だ。ノエマ、お前にぴったりだ」


 そこからの日々は楽しかった。ノエマはイストワール=ド=フィロソフィエと、ノエシスはフィデリテ=ファタールとエンゲージを交わし、ザンセツの命令で何人もの人間を殺してきた。ちょっと数年前までは自分が殺されるかもしれないと怯えていたのに、今は自分たちのほうが他人を脅かす側に回ることができている。それがどうしようもなく心地いいと感じられていた。殺される人間がどういう理由で自分たちの標的になっているか、そんなことには特に関心もなかった。どうせ、分かったところで彼女たちにとってなにかが変わるわけでもないのだ。

 檜山ザンセツはいつも適当な食事と着替えしか用意してこなかったが、仕事の報酬というか分け前はきちんとノエマとノエシスに払ってくれた。彼女たちはそのお金を持って今までにない贅沢をして、オシャレを楽しんで、そうして調理器具と食器をザンセツの家に持ち込んだ。

「お前ら、なんの真似だ?」

 そんな風に戸惑うザンセツを尻目に、ノエマとノエシスは見様見真似で料理を始めた。

「ザンセツさん、ろくなもの食べてないでしょ?」

 とノエシスが笑い、

「今日からあたしたちがごはんつくってあげる!」

 とノエシスが笑った。

 もちろん最初のうちは上手くいくはずもなく、姉妹は揃って肉を焦がしたり、野菜をダメにしたりした。ザンセツは頭をボサボサとかき、「もういい、オレにやらせろ」と言ってフライパンを奪うと手際よく炒めものをつくった。ノエマとノエシスは、そんな彼の大きな背中をずっと眺めていた。

「なんだよ」

 ザンセツは舌打ちした。

「別に誰もできないとは言ってない。お前らがマトモなメシを食いたいってんなら、分かったよ、つくってやるさ――待ってろ」

 こんな三人の様子を、うしろでくすくすと声を漏らしながら見る悪霊の影がある。フィデリテ=ファタールと、イストワール=ド=フィロソフィエと、エンファンス=エンファンの三人である。

《ザンセツくんもずいぶん丸くなってきたんじゃないか? なあ?》

《ノエマちゃんもノエシスちゃんも可愛いねえ、賑やかでいいねえ》

《これからもずーっと、この六人で悪いことをたくさんしよう、な》

 そうして全員で食卓を囲んだ。

 テレビをつけると、ニュースが流れてきた。反社会的に雇われている未成年の若者たちが首都圏内で強盗殺人や強姦殺人を繰り返しており、現在も何人かは逃亡中だという事件について報道されていた。ノエマとノエシスは、それを見ながらごはんを口に運びつつ「うわあお」と言った。

「おっかない事件もあるんだねえ」

 当時の彼女たちには、自分らもそういう凶行犯罪グループの一員である自覚などまるで存在しなかった。ただ、ザンセツさんと楽しくいっしょに過ごして、ザンセツさんにいわれたとおりに人をブチ殺して回る、そしてお金を巻き上げて逃げ出す、もう誰にも殴られないしイジめられない素敵な日々がそこにあるのだと感じるだけだった。プツン、と、彼女たちのなかで《テレビのなかの犯罪》と《自分たちが実際にやらかしていること》を繋ぐ糸のようなものが切れていた。そして、これは客観的に言えば、ケーキを切れないタイプの非行少年には典型的な感覚だとされている。

「そうだな、怖いな」

 と、ザンセツも話を合わせるだけだった。


  ※※※※


 ふっと、血ヶ崎ノエシスは目を覚ました。

 彼女は姉のノエマといっしょに、車の後部座席に背中を預けてこんこんと眠ってしまっていたらしい。運転しているのは檜山ザンセツである。今まで、自分がどんな夢を見ていたのかはもう思い出せなかった。いつもそうだ。大切なことはきちんと紙に書いたり録音機に吹き込んでおいたりしないとすぐ忘れてしまうところがあった。ノエシスはまだそういう忘れがちな性格で済んでいるところがあったが、ノエマのほうは、そもそも自分がなにを覚えているべきなのかがよく分かっていなかった。だから姉妹でいっしょに仕事をするときは、いつもノエシスのほうが記録係にならなければいけない。

「ノエマお姉ちゃん――」

 ノエシスがそう呟くと、

「おお、起きたかあ――」

 と、檜山ザンセツは言いながらハンドルを回して交差点を右に曲がった。

「そろそろ交差点につくぜ。用意しておいた武器を持って、それからエンゲージの準備をしておけよ」

「え? ああ、うん」

 ノエシスは頷いてから、となりでいびきをかいているノエマの肩をゆすった。

「ノエマお姉ちゃんん、ノエマお姉ちゃん、もうすぐ目的地につくんだよ~?」

「んにゃ、ひ、はぁ?」

 ノエマは瞼を開けると、あごの下のほうまで垂れていたヨダレを手の甲でゴシゴシこすってからあくびをした。ふわぁ~あ、あ~、という、とんでもなく呑気な声である。それから彼女はすぐに懐のエンジニアリングを手に取って、じっくりと眺めた。まるで、「またコイツの出番か」とでも言うかのように。

「ザンセツさん? キャハ。もうすぐまた大暴れってわけだね?」

 ノエマが微笑むと、ザンセツのほうも強かに頬を歪めた。

「ああ。今から向かうところは岩本サクヤとかいう女が一人暮らしをしているアパート。コイツは、この前オレたちがブチ殺したキッドAとかいうインチキ霊能系ユーチューバーとコンタクトを取っていた。そしてそこでは、萩原キリコとかいう女が霊能者なんじゃないかってところまで辿り着いていた。十中八九、コイツはキリコの顔なじみだ。だったら、この岩本サクヤとかいう女を拉致して脅迫すれば必ずキリコはおびき寄せられるだろうよ。なにしろせっかくの霊能力を人助けに使うようなお人好しなんだからな。そこで、ノエマ、それからノエシス、お前らの出番なんだよ――」

 車が、ゆっくりと停まった。

 二階建ての簡素なアパート。そのいちばん上階の角部屋に岩本サクヤとかいう女が住んでいるようだった。既に色々と素性は調べ終わっている。片田舎の女子校で、成績優秀の高身長に眉目秀麗で、女子バスケットボール部のキャプテンを務めていたという話だ。在学中は思春期をこじらせた女子どもにずいぶんモテたらしく、何人かと仮交際をしている。今は都内の私立J大学に通いながら、編集プロダクション『クロノスタシス』でバイト中。もともとオカルトというか、幽霊や妖怪や怪異や都市伝説といった話に興味があったという情報も得ていた。

「キャハハハハハ!」

 ノエマは声を張り上げるように笑った。

「そいつ拉致ってさ、そいつ拉致ってさ、電話で脅しながら両手の指を何本くらい切り落としていったら萩原キリコって女は降参してくれるのかなあ!? 絶対に面白いよね!? くふ、両手の10本指ぜんぶなくなっちゃったらもうバスケットボール持てなくなっちゃうよお」

 そんな彼女の言葉を聞いて、ノエシスのほうも口をぐにゃりと広げるように笑う。

「いいねえ! 面白そうだよノエマお姉ちゃん! 岩本サクヤとかって女、絶対にノエシスたちよりも恵まれてるクソ女だよ! そんなヤツ、どれだけ拷問してみたってきっとこっちは罪にならないよね!? だってノエマお姉ちゃんとノエシスのほうが可哀想だもん、可哀想な人間はなにをやったっていい!」

「カハハハハハハッ!!」

 ザンセツは耐えきれずに笑った。


「おら、作戦開始だぞ、ガキども」 

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ユーレイバトル:非モテ陰キャぼっちコミュ障の根暗女、最強の悪霊に溺愛されて一級霊能者を目指します 籠原スナヲ @suna_kago

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