土曜深夜 三十一時枠

「ニチアサ」と聞いて連想できるアニメや特撮のような、爽やかな雰囲気で幕を開ける本作。
しかし、読み進めていくうちに、それだけでは収まらない重く深いテーマが軸の作品だったのだと気付かされます。

正義と悪、人間とそうでないもの、その境界線はどこなのか?
様々な境遇のキャラクターたちが交錯する中、皆で同じ形の「平和」を目指すことはできなかったのか?
読み終えた後、胸に残るものは十人十色なのでしょう。

大きな使命を背負って戦うことになってしまった少年少女たちの、活躍と成長を見届けてください。

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