ばあちゃんの優しさ、郷愁を覚える温かさ――人情が尊い。

 なかなか大変ながらリアルな境遇の少年が主人公。
 そんな彼が凍える雪の日、昔情緒の溢れるおばあちゃんと出会い、救われるお話……これは尊い!

 押し付けるような強引な親切では決してなく、受け容れるようなおばあちゃんの優しさだからこそ、胸に沁みました……。
 本当に何気ない出会いだからこそ、主人公を救ってくれて、大人になっても忘れないほど大切な思い出になるんですね……!

 郷愁は場所だけでなく、心にも生まれるもの。
 前後編で合わせても4000字未満で読みやすい、冬の日の温かな出会い……是非とも四匹目の猫となって、ご一読をオススメします♪

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