概要
三分なんてとてつもない
ナユタには三分以内にやらなければならないことがあった。
「本当に私のことが好きだったら、三分以内にもう一度告ってよ」
ナユタの愛の告白に、モコはまんざらでもないはにかみを見せて、そう言った。
「本当に私のことが好きだったら、三分以内にもう一度告ってよ」
ナユタの愛の告白に、モコはまんざらでもないはにかみを見せて、そう言った。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!おそらく、那由他に近い三分
主人公であるナユタは憎からず思っているモコに対し告白した結果、満更でもないはにかみと共に「本当に私のことが好きだったら、三分以内にもう一度告ってよ」という言葉を返されることになった。
この物語は、ナユタが再び告白するまでの逡巡の話である。
さて、好きな相手に告白するというのは二度目であってもドキドキすることだろうが、相手も自分のことを憎からず思っている。三分以内にもう一度告白するというのは我々にとっては大して難しいことではない。
ところが、ナユタにとっては非常に難しいことなのである。
と言っても、ナユタとモコの距離が三分ではとても会えないほど離れているわけではないし、ナユタ…続きを読む