第15話 クラスメイト

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俺は今だに自分のクラスを受け止めることが出来なかったが、あれよあれよという間にシャルロッテに引っ張られ、教室まで連れていかれた。

俺たちの教室は移動の時に見ていた他のクラスとは桁違いの広さだった。これが優遇されてるってことなんだろうか。

これからキラキラした学校生活が始まるに違いない。こういうのは最初が肝心だ。そう思った俺は教室の扉に手をかけ、勢いよく引いた。 直後俺の視界は無数の刃物で埋め尽くされる。

急な出来事に脳がフリーズして動くことが出来なかった俺の目の前で、それまで勢いを持ってこちらに向かっていた刃物が急に勢いを止め、その場に落ちた。


「うっわあ、あぶなかったね、、、怪我は無い?」


そうシャルロッテが聞いてくる。どうやら今のは彼女がなにかしてとめてくれたようだ。

俺は今更ながら自分が今どれほど危険な状態にあったか理解した。足が震わす俺の耳に教室の前列、俺たちの左側で話している2人の女子学生の声が聞こえてくる。


「あー、やっぱ当たんないねえ。面白くない」


「このクラスに編成されるぐらいだからな、まあ当然だろ。けどよ、」


手前で話していた金髪の女子生徒が言葉を切ってこちらを見た。


「女に守ってもらうような情けねえ野郎も居るみたいだけどな。」


俺のことか?俺のことだろうな。なんだ?やんのかああん?

心の中では強気に出れるが、正直面と向かってこんなメンチを切る余裕は無い。

あと、俺の感情を怒りの方向へ向けさせない要因を彼女は持っていた。男なら全員反応してしまうような、大きすぎる物を。

もうそりゃぶるんぶるんなのだ。何がとはいわない。もうぶるんっぶるんだ。買ったばかりのはずの制服はもうはち切れそうになっている。こちらを向いた時とか、もうホント凄かった。そうして彼女の一部分をガン見している俺に、シャルロッテが横からぐーで殴った。痛い、痛いですよシャルさん。いやまってほんとに痛い痛い痛い痛い痛い痛い!


「ちょっ、痛い。痛いです。シャルやめて」


俺がそういった後、シャルロッテは蚊ほど小さい声でこういった。


「、、、君が他の女ばっか見てるからじゃないか。なんかムカつくんだ。もうちょっと殴らせろ!」


俺はシャルに殴られながら、先程の刃物について考えていた。よく考えたらあの2人組は俺たちの左にいて、刃物は正面から見た。そして正面には今だに床に倒れ伏してる女の子。


既視感デジャヴーーーーーーーー


女の子は倒れ伏しながら言った。


「ごめんなさいぃぃぃ、、、わざとじゃないんですぅ、、、」








うんキャベツ女。




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転生し最弱スキルだと思われている「微動」を得た俺。実は可能性の塊でした!?〜落ちこぼれ負け組の、大逆転物語!!!〜 超きゅう明 @kaiwaredaikon0141

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