縮こまる貴女を応援したい

周りが災難続きの結希は幼い自分の姿を見て、気をまぎらわせていた。
リンゴ箱をステージにして歌う姿は今の自分にも必要なエネルギーに満ちていて――

誰にだって、どうしようもなく心細い時やさみしい時がある。何かにすがりたい時だってある。夢に向かい、もがく主人公に寄り添ってくれる人が増えてほしいと願える、わずかな光を感じられる物語。

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