実装は比較的容易に可能でしょう(あるいは既に実装されているかも)

  • ★★★ Excellent!!!

エール指数は良いアイデアだと思います。式も簡単ですし実装は難しくないと思います。私は計数は苦手なので上手く想像できないのですが、仮に実装されたとしても運営内部だけで参照される指標となりユーザーには公開されないのではないかと思います。

公開されたら当然のごとく対策され応援コメントにノイズが増えてしまうのが目に見えているからです。ノイズが増えるのは運営サイドは好まないでしょう。真に意味のあるやり取りがなされているかは指標からは読み取れないからです。

おそらく運営内部だけで参照できる管理指標は色々あるはずです。カクコンで星の少ない作品が中間選考を突破する事例があるそうですが、そういった作品はそれら非公開の指標で絞り込まれてピックアップされている可能性もあります。

AIについては、角川は膨大な量の商業出版された小説のデータを保有している訳ですから、それらをAIに学習させればカクヨムに投稿された作品が商業レベルにあるか否か判定させることはいずれできるようになるのではないでしょうか。ただ、「流行を先取りしているか/単なるフォロワーに過ぎないか」までは現状のAIでは判断できないでしょう。

参考までに、アーチャー/ジョッカーズ『ベストセラーコード 「売れる文章」を見極める脅威のアルゴリズム』という本を紹介します。米国の計量文献学を紹介した本です。生成AIの時代ですのでどうかなと思ったのですが一応挙げておきます。

計量文献学の手法で小説の感情曲線を描くことが可能だそうです。日本で同様の研究が行われているか知りませんが、日本語用の辞書が整備されれば可能なはずです。

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