何を以てして『罪』と、『悪』と成すか

『崩壊の砂時計』の出現により、終末が可視化さ世界に生きる少女セラフィナ。
ストーリー展開はまさに『ダークファンタジー』の一言で、キャラクター設定や深く練られた世界観は圧倒的で魅せられます。

一般的には聖なる存在や、清らかなイメージのある『天使』ですが、御作品ではまた違った描かれ方をされていて、それもまた御作品の魅力の一つだと思います。
登場する『魔族』達は皆それぞれ個性豊かで、セラフィナ達主人公サイドとのやり取りは微笑ましさもあります。
そして『魔族』らしからぬ人情味を見せる人物もいれば、『魔族』の名に相応しい振る舞いをする人物もいたりと、人物像の幅が広い!
キャラクター造形も、とっても魅力的な御作品です。

骨太なストーリーと、たくさんの魅力に溢れた登場人物達が登場する御作品。
ぜひ、じっくりと腰を据えて読んで頂きたいです。

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