……というわけで教育現場に参加することになった異世界の女性エルフさん。あまり教育の経験はないけど、子供たちと親身になって接する事で、少しづつ先生としての自覚と能力を育てていくというお話。作者様の教育現場への理解が非常に深く、その中にいるエルフという異世界の先生がどう触れ合っていくのかがリアルに描かれています。表題とは裏腹に、今の学校教育の問題点や改善点を色々と考えさせられる小説でもあったりします。ラストにはちょっとしたどんでん返しも待ってますのでお楽しみに~♪
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(335文字)
異世界からエルフを召喚したと思ったら、目的は小学校の先生になってもらうこと!?教職の業界も人手不足に悩まされているようです。エルフの名前はエルフィーナ。精霊たちと対話ができる力を持ち、あっという間に立派な先生に。ちょっとずっこい感じもしますが。エルフィーナから語られる異世界と現実との世界観との違いが面白いと思いました。ネタバレは避けますが、随所に散りばめられた伏線の末にハッピーエンドへと辿り着きます。一緒に幸せな夢を見てみませんか?