退廃的でありながら美しい終末を思わせるダークファンタジー

どこからでも「崩壊の砂時計」が見えるようになった世界。
神々から見放された人間は、なおも抗い続ける。
醜い宗教対立、恐ろしい天使の存在、そして愚の骨頂と化した元人間「堕罪者」――

終わりかけた世界の中、ただ一つの希望にも見えるのが、
主人公にしてヒロインのセラフィナ。
相棒の黒狼マルコシアスと共に旅する彼女もまた、不思議な聖痕を持ち、謎を秘めているようです。

目に浮かぶダークファンタジーの世界観に心惹かれます。
セラフィナはとても愛らしく、相棒の狼ももふもふしていて魅力的。

セラフィナの旅路と世界の運命を、ぜひその目で見届けてください!

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