巨大な砂時計が終末を刻む荒廃した世界、無垢な少女は運命と対峙する

崩壊の砂時計により終末が可視化されて荒廃した世界に、空から天使が降り立ち、地より魔族が這い出てくる。そんな世界に現れた少女と一匹------

冒頭から語られる圧倒的なスケールと退廃した世界観に引き込まれました。

ヴィジュアル的に訴えかける力が素晴らしいですね。

また各陣営の複雑な思惑や過去が絡み合う物語ながら読みやすいです。

崩壊に向けて負の感情渦巻く世界の中で、セラフィナやマルコシアス、シェイドの心の交流に救われました。

まだまだ運命に虐められるような予感がしますが、セラフィナたちの幸せな結末をお祈りします!

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