牧歌的な美しい田舎の風景から、おぞましい何かが顔をだす

端正な筆致で淡々と描かれる風景や人間模様。閉鎖的な村の中で主人公が頑なな人々と少しづつ打ち解けあっていく様が丁寧に描かれていく。一方で不穏の足跡は確実に近づいてきて……

最後のたたみかける展開は圧巻です。

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