無能の烙印を押された少年は、剣一本で底辺から翔け上がる。

 学園中の教師から嘲られ、半龍人の少年・麒翔は失意の最中、上院の敷地に迷い込む。

 鮮やかな赤い花が満開に咲き乱れる龍王樹の下で、少年は絶世の美女と運命の出会いを果たす。

 佳人は問う。運命を受け入れるか否か?


「理不尽な運命を徹底的に力でねじ伏せる」


 少年の決意はやがて学園中を揺るがすことに


 緻密な描写と、重厚な世界観、魅力的なキャラクター、王道のファンタジーを味わいたい人におすすめです。

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