これぞ短編の醍醐味。巧妙な仕掛けに驚かされました
- ★★★ Excellent!!!
この物語の主人公は、とある一人の女学生のことを気にかけていた。
変わった子だと思いながらも、その子に惹かれる感情も抱いている。
色を知らない。色が見えない。
そんな彼女は可哀想だ。
けれど女学生は、周りの嘲るような声も、珍しいものを見るような視線も、主人公の同情心さえも。
何食わぬ顔でスルリと流してしまう。
この物語、ぜひ最後まで読んでみてください。
点と線が繋がった時、貴方は彼らに何を思うのでしょうか。
変わった子。可哀想な子。
貴方がそう感じた相手は、いったい誰でしたか?