露竜は雨を司る香一族。だが一向に、鱗国には雨が降らない。「雨を降らせなければ。主上のために」たとえ"乙窪"と罵られようと、命が削れようと。美しい風景描写と、甘くも痛い二人の想いお話です。
このネームでの創作活動はカクヨムオンリー(同名でTwitterも使ってます)です。 ↑別のユーザーネームで投稿したものをブラッシュアップして出しました。 …
【あらすじ】雨を司る香一族の“露竜”は、その力のため、後宮入りした皇后候補の一人。しかし、宮中では宰相派が幅をきかせ、今上派との派閥争いが激化していた。雨を降らせることが出来なければ、露竜を後…続きを読む
とても綺麗な物語でした!主人公は胸の内に熱いモノを秘めているのですが、描写や間の取り方に透明感を感じるため、主人公の激情描写も自然と受け入れられる素敵な描き方です!中華風ファンタジーだから、後…続きを読む
鱗国の、皇后候補(才人)、露竜《つゆき》。彼女は、とりたてて美しい容姿ではない。しかし、貴重な雨乞いの能力を持つ。それが、彼女が後宮にいられる理由。後宮には、策謀が渦巻き、主人公は、主上の為…続きを読む
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