不可視な魔女を巡る、恋と眼鏡のお話

亡国の姫であり、魔女でもある主人公のアーティカ。
彼女の磨くレンズは、未来を見通すレンズだった。
それが物語の、そしてアーティカを巡るお話の始まり。

砂漠の国だからなのか、アーティカがお姫様だからなのか。
彼女の振る舞いや口調など、品があり、艶やかさがあります。
そこに魅了されるヴィンスとのやり取りが美しく。
また、アーティカを求めるザーフィルとのやり取りは、険悪だけれど楽しい。

この三角関係が何とも言えません!
是非、堪能していただきたいです!

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