第14話 最終回 色々なギブの回




 今回は、読者→作家、作家→読者の枠に収まらないギブをお届けします。



 ●読者から運営へのギブ 応援や評価がプラスなっていると実感したい!


 このギブは、コメント欄に寄せられた読み専さんの意見が元になっています。


 読者さんは、自分が押した★や♡が、ちゃんと後押しになっているのだろうか? みたいな気持ちになる事があるようです。


 勿論、作家からしたら間違いなく力になっているのですが、読者としては、応援した事が本当に力になっているのか見えにくい部分もあります。同じ読者からの視点でも、成る程! と、思わされました。


『読者が評価を楽しめて、更に、作家さんへの応援の結果を実感出来る。的な仕組みがあったら嬉しい』

 との事でした。


 で、仕組みについては僕も考えてみました。


 💡星評価や応援、コメントをした作品が受賞したり書籍化されたりランキングが上がった場合、応援した読者に通知が行く。

 とかどうでしょう。


 💡読書傾向や評価傾向に基づいて、名前の横にアイコン又は称号がつく。みたいなのも楽しいかもです。

 受賞作品や書籍作品を事前に評価していた場合は「慧眼の読み手」とか、ミステリーをよく読み評価する場合は「謎の探求者」とか、埋もれている作品を読む事が多ければ「輝きの掬い手」みたいな?

 ちょっと中二っぽいかもしれませんが、レビューコメントを書く楽しみが増えるかもしれません。


「お。このSFは『未来を映す瞳』がレビューコメントをしてるのか。これは期待できるかも!」


 みたいに、判断の基準になるかもしれません。


 まあ、運営にしてみたら『簡単に言ってくれてんじゃねえぞ!』かもしれませんが、もしも、比較的少ない手順で実現出来るアイデアがあったら、読者としても期待したいところです。



 ●作家→作家へのギブ。 信念は、それはそれで尊重しましょう!


 たまに、


「自分は一切★評価しないことにしている」


 と、心に決めている作家さんがいます。これについては、個人的には皆さんに理解を呼びかけたいところです。と、いうのも、こういう考えに至るからには、に違いないからです。

 これは、カクヨムに限らず多くの小説投稿サイトにまたがる問題です。とある掲示板サイトを覗くと、


「ランキング上位作なんて、どうせ相互評価で★稼いでんだろ?」


 的な趣旨の発言をしてる人も多いです。

 前にも記しましたが、こういった、変な空気にやられて評価を躊躇う人については、批判すべきではありません。変な空気を作る方にも問題があると思うので。

 また、信念によって評価には関わらないと決めている人についても、尊重すべきだと思います。相応にリスクもあるので。


 実は、僕が初めてカクヨムに上げた作品を最初に読んでくれた人も、一切★を付けない事にしている。という作家さんでした。ですが、その人からは★に勝るとも劣らない、貴重なご意見や助言をいただいて、僕はかなりの進化を遂げる事ができました。今も仲良くさせてもらっています。

 師匠、いつも有り難うございます!




 ●作家→運営へのギブ。アンケートを取る時は、好きな作品についても聞いてほしい。


 これは、個人的なギブとしての比重が高めです。

 たまに、カクヨムからアンケートが届く事がありますよね。これ、作品の拾い上げにも使えると思うのです。

 作家、読み専に関わらず、作品に★を付けずに立ち去ることはあります。でも、ある時に突然目が開いて、


「あの時は気がつかなかったけど、今になって思うと、まだ中に残っていて、たまに思い出す。あれって凄い作品だったんだなぁ」


 みたいになる事があります。その作品について、誰かに聞いてほしくなる事もあります。そういう作品に限って、何故かあまり評価されていないことも多いのです。


『ジャンル毎に、面白かった、印象に残った作品を三つまで上げてください』


 みたいなアンケートが来たら、僕は喜んで書くと思います。まあ、全ジャンルを埋める自信はないですが。ふふ。



 ◇◇◇


 さて、ここまで散々言いたいことを言ってきましたが、とりあえずは言い尽くしたので、この作品は一旦完結させます。


 また言いたいことができたら、連載中の表示に戻して続きを書くかも? しれません。それまでは、とりあえずはお別れです。


 ここまでお付き合いいただいた読者さん、応援してくれたり、★評価を下さったり、温かなコメントをくれた皆さんも、本当にありがとうございました!


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⚠️読者から書き手へのギブ&書き手から読者へのギブ⚠️ 真田宗治 @bokusatukun

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