史実を熟知した作者だからこそ描ける“茶と美学と狂気”の融合が見事。
史実に名を残す戦国武将・松永久秀――
その名を知る人ほど驚く、破天荒で痛快な“異世界転生”がここに。
最初は重厚な歴史劇のように始まりながら、 気づけば笑いが止まらないほどのテンポとセンスで読者を翻弄する。
久秀という人物の「美学」「狂気」「風流」を知り尽くした筆致が光り、 一つ一つのセリフに歴史知識と皮肉が込められている。
異世界転生の定番をなぞるどころか、真っ向からひっくり返す展開は痛快そのもの。
戦国×異世界×ギャグ――この絶妙な三重奏が、読後に不思議な“渋み”を残す。
茶の湯の達人にして策謀の鬼――
彼が“異世界”で点てる一服、あなたも味わってみない?
女神が自分のミッション達成のために、転生者を見繕う設定です。
見習い女神が選んだのは、爆死後の松永久秀。
城造りと暗殺のスキルを持っているのですが、神など無視して我が道しか進まない操作性と性格に難がある物件です。
女神を見るなり「情婦になれ」と命じる、戦国男子の嗜みを持ち合わせます。
松永久秀視点の表現で「南蛮」の国の有力家臣の次男坊に転生。
戦国乱世に疲れたから、取り敢えず、茶でも飲みつつ、女遊びをしながら、暗殺を目論みます。
完璧な悪役放蕩貴族です。
ネタバレになりそうなのでその他の面白設定は控えます。
大河ドラマ『麒麟がくる』のせいで、私の脳内では松永久秀は吉田鋼太郎さんなので、困ってます。
死に際はつべこべ言わずに
「南無三!!!」
と絶叫して逝ってほしかった(クライマックスの本能寺の変よりも強烈なインパクト)のですが、そんなことはどうでもいいぐらいに、続きが楽しみな作品です。
戦国の梟雄たる松永久秀を異世界転生させた時代モノ×異世界モノの作品なのだが、実在の武将の狂気にも似た考え方を上手く表現している
現代を生きる一般人ではなく、戦国を生きた逸般人が転生したときに、何を考え、どう行動するかの説得力が物凄く、平野耕太のドリフターズをすら彷彿とさせる作品だ
物語の主人公には共感型と理想型の2パターンがある
異世界転生/転移モノと言えば、読者と似たような立場のキャラクターを用い、共感型を目指すのが定石だが、本作品では「何をするか想像できない」理想型の主人公を体現している
まだ序盤しか読んでいないが、これから松永久秀が何をしでかすのか楽しみで仕方がない
※アカウント利用停止措置を受けたため、本レビューは再投稿となります
たいへん長い物語ですので、今、一番アツいところをお伝えします。
ウソのような話ですが、あの足利義輝と松永久秀が「一騎打ち」にて対決しようとしています。
あの剣豪将軍と、ナンバーワン梟雄がですよ!?
こんなドリームマッチ、いったいどうやったらできるのか。
私ならできません。
でも、異世界に転生させればいいんだという……まさに「その発想はなかった」!
そして物語は今まさに佳境。
この二人の対決が始まっています。
しかも、一騎打ちで!
……と言いつつ、久秀のことだから、ただの一騎打ちで終わることはないでしょう。
そういう意味でも、期待大です。
ぜひ、ご一読を。
第3章まで拝読してのレビューとなります。
戦国大名・松永久秀が、女神テアニンと共に異世界転生するというお話です。
まずこの作品を語る上で言いたいことは……この主人公、マジで【外道】です(笑)
目的の為なら手段は選ばないと言いますが、まさにその通り。転生先の肉親だろうがなんだろうが利用し、用済みになればポイです。
タイトルを冠する『悪役令嬢』の文字……比喩でも詐欺でもなく、マジで悪役です。その意味はこの作品を読めば理解できるはずです!
読者目線として、主人公の謀略が次々に成功していく様を見るのが楽しくて楽しくて……( *´艸`)
現時点で100万文字を超える大長編謀略外道ファンタジー、とてもオススメです(*^^*)
※一章の途中までのレビューです。
まず読ませていただいて面白いと感じたのが、タイトルにもある『悪役令嬢・松永久子は茶が飲みたい!』という部分。
パッと見だと「あぁ、悪役令嬢に転生するんだな」と受け取ってしまうところですが、その本質は【性転換】のスキルによって性別を使い分けるところにあります。
一見派手なスキルは会得していませんが、状況に応じて『久秀』と『久子』を切り替え、知略の限りを尽くす様は、何物にも代えがたいカタルシスを生むことでしょう。
さらに会得したスキルの中には、あの有名武将のスキルがあったりと、夢の共演が見れたり……?
まだまだ途中ですが、読めば読むほど続きが気になる作品です。
日々に彩を添えること請け合いの御作、手に取ってみてはいかがでしょう?