今までカクヨムで読んだ文章のなかで、自分にとって、最も価値のある文章でした。 この創作論を最初に読んだのは、今から半年前でした。 あの頃は、「まだこの内容は私には早い」と感じて、読むのを中断していたのですが、 いま読み返すと、驚くことに、私が悩んでいた事への答えが多く語られていました。 本当に無料で読んで良いんですか!? 一万円でも買いますよ私! 最近もやもや考えていた事が、高い解像度で言語化されていて、すごく腑に落ちました。 続きも楽しみにしています! もっともっと良い作品を書きたい!
全編において、自作の小説を俯瞰してみることを訴えておられるように感じました。中にはこの創作論を教科書にして、小説を書いてしまう人も現れそうです。小説にはハウツーものはないと語る作者の意向に反した反応もありそうです。それなら、解決策は?それは、決して人が真似のできない創作論もぶちかますしかないでしょう。
ちょっと厳つい?? 創作論?? どんな偉そうなこと書いてあるのか、読んでみっか。 なんて気持ちでクリックしてみましたが、偉そうだなんてとんでもない。真摯に丁寧な言葉で、商業作家を目指すためにどう取り組むべきかが説明されています。めちゃくちゃタメになりました。 創作論に正解なんてないでしょ? 俺は俺のやり方に自信ありますよ。みたいなことを考えている人こそ、この文章に目を通すべきだと思います。
小説をただなんとなく書いているだけの人だった私が読んでも全く抵抗感はなかったです。興味本位で読んでみたら当たり前のことをわかりやすく解説してくれています。公募に失敗した私でも小説を書くことへの情熱を思い出させてくれる文章でした。色々行き詰まっていた心にまた火がつくような創作論です。読んで損はないと思います。
ただ単に文章を書く方法ではなく『作家として生きていくため』の方法論。 自らの体験。そこから感じたもの、考えたこと、実体験したことを、惜しげもなく書いています。 正直、作者の方は、この作品により得られるものより、敵を作ったり、失うものの方が多いかもしれません。ですが、作者はそれを承知で、厳しい文章を使っているように思えてならないのです。「ここまで来て、一緒に小説界を盛り上げていこうではないか!」と、そう言っているように感じるのです。 どう思うか、まずはご覧下さい。
パッと思い付きで、さらさらと書いているのではなく、じっくり時間を掛けて考えたり、いろんな人の話を踏まえた上で、真面目に書かれているのが、文章から読み取れるので、とても参考になると思います。全てを網羅しているわけではないと思いますが、一先ずというところでポイントが上手く纏められていました。良かったです。
趣味で創作活動をやっている者です。プロを目指すつもりは無いのですが、面白い文章を書けず悶々としていました。アマチュア向けでは無いものの、ハッとさせられる言葉が多く、参考になりました。ありがとうございます。