概要
とある老人たちの"歴史"を聞いていきませんか?
パンテオニウムには美しい神獣が棲んでいる。
その角は"歴史"を糧に光り輝き、遍く人々を照らす。
数多の世界が闇に沈み幾多の命が夜へと還る中、唯一その国だけが神獣の加護を受けて形を保っていた。
神獣の角は人の歴史を贄とする。
これは、神獣に捧げた老人たちの"歴史"の話。
アルファポリスでも掲載中です。あちらには挿絵が付きますが、こちらの方が投稿時間はこちらが先になります。
その角は"歴史"を糧に光り輝き、遍く人々を照らす。
数多の世界が闇に沈み幾多の命が夜へと還る中、唯一その国だけが神獣の加護を受けて形を保っていた。
神獣の角は人の歴史を贄とする。
これは、神獣に捧げた老人たちの"歴史"の話。
アルファポリスでも掲載中です。あちらには挿絵が付きますが、こちらの方が投稿時間はこちらが先になります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!名作中の名作。歴史で紡がれたパズルのよう。
流行りのライトノベルとは一線を画した物語。
とても高い文章力で読みづらいところは皆無。
物語の主要な登場人物はみな老人ですが、老人に至るまでの人生──『歴史』を綴る短編集となっています。
この世界は闇に沈んで滅亡寸前の状態にあります。唯一の希望が神獣と呼ばれる存在。
神獣に『歴史』を捧げることで、その角は伸びて光り輝き、闇を抑えることが出来るのです。
これは、そんな神獣に今まで生きてきた証である『歴史』を贄として捧げる老人たちの物語。
短編集の形式を取っていますが、登場人物たちはどこかしらで緩く繋がっているんです。ある話ではとても善良で幸せそうに見えた人が、その後の話で悲劇を撒き散らし…続きを読む