概要
未熟な愛は狂気を生み出す
17年間、一度も休むことなく働いた会社。忙しすぎる毎日にウンザリしていた黒木奏一は、秘境のような何も無い所で、のんびり過ごしたいと思い一週間の休みを取った。従兄妹の春子に電話をかけて、オススメの宿は無いかと聞くと「宿ではないけど今は誰も住んでない祖父の家はどうか?」と紹介されて行く事になった。そこは雑木林に囲まれた周りには何もない場所で、かなりの年月が経ったと分かる古い家が建っていた。最初は、レトロな感じが面白くて楽しかったのだが、次第に家の中で奇妙な事が起こり始めた。小説家になろうにも投稿してます。