概要
その血は世界を焼き焦がす
追放術。それを受けた者は、所属していたパーティの記憶だけを失う。円満な追放のアウトソーシングだ。
そんな追放術を食らい仲間の記憶をなくした状態で目覚めたヴァルカン・マグマフォージの前に、自らを追放師と名乗る者が現れる。
「追放されて一人なら、ボクとパーティを組んでくれないかな?」
こうしてマグマの力を秘めた戦士と追放師は、世界の中心に開く大穴を目指すことになった。
※ ※ ※
――このアイズナラゥクァ大陸の中心には大穴が開いている。
300年前、大陸統一を目前にしていたヴェルドゥラン帝国を一夜にして滅ぼした【大崩壊】によるものだ。
擂鉢(すりばち)と呼ばれるその大穴は、長い年月を経た今も人々の心に恐怖と憧憬を抱かせ続けている。
大穴の底へと至れば、この世に並ぶもののない力を手にすることが
そんな追放術を食らい仲間の記憶をなくした状態で目覚めたヴァルカン・マグマフォージの前に、自らを追放師と名乗る者が現れる。
「追放されて一人なら、ボクとパーティを組んでくれないかな?」
こうしてマグマの力を秘めた戦士と追放師は、世界の中心に開く大穴を目指すことになった。
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――このアイズナラゥクァ大陸の中心には大穴が開いている。
300年前、大陸統一を目前にしていたヴェルドゥラン帝国を一夜にして滅ぼした【大崩壊】によるものだ。
擂鉢(すりばち)と呼ばれるその大穴は、長い年月を経た今も人々の心に恐怖と憧憬を抱かせ続けている。
大穴の底へと至れば、この世に並ぶもののない力を手にすることが