最終話 袴とスカートに距離はなくへの応援コメント
あまじょっぱ〜いBLでした!いつもながら、心情の揺れ動きを表現するのがお上手です!
無駄に体の関わりもないし、無駄にジェンダーに偏りがあるわけでもないし、無駄な「見せびらかし」もない。だけど、青春の恋のすっぱさを感じる。だからこそ、ほかにはない味が出る。BLでも木下さんらしい奥ゆかしさが満載でしたネ。
非常に慎重で丁寧な作品だと思いました。
んはぁ〜、心が洗われた……(昇天)。
作者からの返信
甘じょっぱい……つまり、ぽたぽた焼きと同系統の風味……ってコト!? 砂糖醤油味は美味しいからね、仕方ないね。
でも確かに、いわゆる「甘酸っぱい」恋愛の味とはまた違う気もする……そう考えると言い得て妙かも。
そういうところも含めて、自分らしく書けたかと思います。
丁寧な感想、ありがとうございました!
……まあこの主人公、スピンオフ元の行動を考えると割とヤンデレな気もする訳ですが……細けぇことはいいんだよ!(?)
第10話 夏祭り、その日への応援コメント
BLで夏祭りは、エエなぁ(#^.^#)
浴衣ってだけでもうエチぃのに、おそろっちにしたらそこに「きゃわわ」が足されちゃってさらにたまらんくなるではないですか。
作者からの返信
そう……男の浴衣はイイの! イイのよッ!(おネエ口調で)
でもネ……今年地元の夏祭り見て思ったんだケド、男の子の浴衣はほとんどいない上……だいたい着方が下手!
女の子は(自分で自在に脱ぎ着できるかはともかく)ピシッと着てる子が多いんだケド。男の子は浴衣に着られてる奴が大半! んもう!
姿勢! 皆もっと姿勢良くして! 帯をピシッと結んで! 下駄で歩くときはスタスタ歩くんじゃなく、下駄を振りだすように……下駄の重さによる慣性に半ば動きを任せて、足の動きは最小限に! そうしたら動作は楽で見た目はキレイで、足音は快いの!
その辺を半ば無意識にピシッとできる、彼くんは密かにすごいのである。
最終話 袴とスカートに距離はなくへの応援コメント
いい終わり方、青春やねえ…… (*´ω`*)
こういう BL めっちゃ好きです。
なんで良いのかなって考えてたんですが、二人とも「普通」なとこがすごい好きなんだと思いました。「彼」も剣はすごいけど、ファッション センスはアレだし、更衣室でおバカな発言してるし、「僕」も別に見た目が女子っぽい訳でもない。
敢えて「性差による筋力差が無くて良かった」と思う「僕」が良いです。憧れてるからこそ近付きたい、という感じがとても上手いなあと思います。
「魔女」も四畳半の部屋に住んでて、手作り感あふれる制服の改造とか、全部がステキなわけじゃないところが良きです。昔友達にこういう普通な人が出てくるマンガが描きたいと言っていたのを思い出しました。
作者からの返信
丁寧な感想ありがとうございます……!
そうそう、リアリティというか地に足が着いている感覚というか、とにかく「普通の子たち」を書きたかったんです。よく考えると、いわゆるBLとはまた違うのかな? という気もしますが。
……というか単にオシャレだったりカッコ良い人を描けないだけかもしれません。
可愛い男の子(または女の子)がいっぱい出てわちゃわちゃするジャンルとか描ける自信がねェ……! 次回は逆にそれかな?(全く未定です)
BL読書層ウケを期待したタイトルにしたりとかもしてみたりもしました(結果はまあ、どうだろう)が。書かずにいられない! と思って書いて、書いて良かった! と思える作品です。
「友人が昔、こういう普通の人が出てくるマンガが描きたいって言ってた」ってなんか嬉しいですね。はからずも理想に近いものを作ったみたいな。
ちなみに私が「こういうのをいつか書きたかった……! それが、漠然としたイメージを遥かに越えるクオリティで描かれとる……!」と感じた作品は漫画『忍者と極道』でした。
敵側が、どこにも居場所がない人たちなのがいい(やってることは極悪)。
第11話 プレゼントへの応援コメント
「僕」の女子力の高さが女子超えしておりますな。
作者からの返信
僕くんはね……そう、凄く「いじらしい」のよッ!(なぜかオネエ口調の私)
「いじらしい」って最近聞かない言葉だけど……辞書には「かわいそうだ、可憐だ」って書いてあるの。
でもネ……私としてはより深く「慎ましやかに行動をひそめ、じっと忍びながら、何かをずっと想っている」「想いをずっと忍ばせている」という……そういう意味を感じるのです。
それはもう、そのままで一つの、美の極致。
伝えること、伝わること――そればかりが愛ではない。
その想いを込めた次回、乞うご期待ッ!
あ、あと僕くんの「プレゼントは消えもの」ってのは私が愛読している激アツ漫画『テラフォーマーズ』の激笑スピンオフギャグ『今日のテラフォーマーズはお休みです。』を参考にさせていただきました。
アレキサンダー先輩(嫁が美人)とアーロン先輩(嫁が美人)のモテ技指導がいちいち実戦的……! 勉強になります!(眼鏡クイッ)
第10話 夏祭り、その日への応援コメント
……と、日記には書いておこう。
ってコマーシャルが昔あったんですよ。
作者からの返信
何のCMなんだろう……。
それはそうと「強引に抱かれた日」ってのは魔女ちゃんの(不要な)教えが生きてるのだと思うのですよ。
僕くんは多分「ちょっと奪うように強引に抱かれたい」タイプ……!(なのか?)
第7話 魔女への応援コメント
ああ…人魚姫の薬が体を変えるという例え…現代ではそういう解釈もできますよね
ロマンティック
作者からの返信
理解のある魔女ちゃん(笑)です。……やっぱ理解してないかもしれません。
後で気づきましたが、普通BLに女の子キャラって出る印象ないですね(私が知らないだけかも)……。でも「いるやろ! 女友達ぐらい!」と思って書きました。
BLで描かれるキャラって、ゲイ(性愛の対象は男、自分の性自認は男)の場合が多いと思うんですが。
この主人公はトランスジェンダー(性愛の対象は男、自分の性自認は女)寄り(彼自身の中でもはっきりは確定してない状態)と思ったので、精神的な同性の友達がいたらいいな……と思って書きました。
でも主人公と魔女ちゃんはその事をちゃんと話し合ったわけではないので、分かってるんだか分かってないんだか分からないのです(笑)。
第6話 何をやってるへの応援コメント
組みうちというのがあるのですよね
作者からの返信
そう、まさにそれなのです。
特に居合は「柔術と剣術の中間」とも言われ、メジャーな流派にも「鞘や柄をつかみにきた相手を、抜刀せず体術で制する」みたいな形があったりします。
編集済
第5話 彼とデート(本当)への応援コメント
「四天王」の文字が書かれたTシャツは買ったことがあって、それは背面に「僕は四天王の中でも一番弱い」的なことが書かれてましたね。部屋着でボロボロになっちゃったので、もう捨てましたが。
あと、「御三家」Tシャツもありました。
あれは一体、どういうTシャツだったんだろう。当時、「なんでこんなモン買っちまったんだ」って思いました。笑
追記
それだ!四天王の中でも一番ヒマってやつ、それだぁ!!
まさかの、ペアルックだったか!!
作者からの返信
それ私も持ってるやつかも!(笑)
前に「四天王」後ろに「ボクは四天王の中で一番ヒマです」って書いてある。
四天王グッズだと思って喜んで買いました(何)。今でもたまに来ますが、家の外には着ていけません……。
というか私たち、ペアルックだったときがあったかも……ってコト!?
第9話 買っちゃったへの応援コメント
先日から四畳半の畳の部屋に住んでる賀来ちゃんを想像するのに苦労しています。
作者からの返信
そうなんですか!?
私的には賀来……魔女ちゃんはもう、ごく自然にこの部屋だな、と。
色々ちぐはぐだけど本質的にはすごく普通の子、というのがコンセプトです。
ごく普通の和食が得意料理な魔女。
カレーの隠し味に絶妙なカツオだしを利かせる魔女。
ハーブティー色々集めたけど結局玄米茶が一番美味いと思ってる魔女。
テレビ見ながら家族の洗濯物をたたむ魔女。
掃除はキライで畳の上をごろんごろんしてるところをお母さんに掃除機でつつかれる魔女。
進学して一人暮らしを始めるも、憧れのフローリングかごろんごろんできる畳かで真剣に悩む魔女。
そんな子なのです。
それにしてもBL(でいいのか)で女の子が出るって珍しいのかなあ……と今さら思いました。
ふうん、理解のある彼くんならぬ理解のある魔女ちゃんってことか(と思ったら全然理解してないのだった)。
第3話 痛み、二つへの応援コメント
彼に甘い胸の痛みを覚える、ずっと前から。
僕は返したいと思っている、彼にこの体の痛みを。いつまでも消えず焦げつく、火のような熱さを。
彼にも味わわせてやりたいと、思っている。
すごくいい文章表現だなと。
「僕」の色々と重なった気持ちが……。
ドキュンとしますね。青春です。
拝見する度に思うんですが、文章が本当に端整だと思います。
こう、一人称なんですが、品がある。
いいですね……
作者からの返信
蒼月さんは大変文章の上手い方なので、拙作の文章をお誉めいただき恐縮しております(笑)。ありがとうございます!
こういう、BLみの少ない回の方が多いんですが……さ、3、4回はBLっぽい回もあるので(震え声)。
第5話 彼とデート(本当)への応援コメント
えええ〜、「はい」って言っときなよ〜。もったいない。
作者からの返信
そこではいと言えたら……。
言えない辺りシャイというか、男友達というポジションを守っていよう……という感じなんでしょうね。ボケられたら突っ込むのが礼儀みたいな(そうか?)
第2話 更衣室にてへの応援コメント
あれっ、彼のその格好はごちそうさまじゃないんだ……。
作者からの返信
これはジェンダー差に加えて男女の感覚差が加わってくる超難しい問題なのですが……この主人公の場合、これぐらいのリアクションになると思います。
まず、主人公の「性愛の対象」は男性。これは間違いないとして、「性自認(自分の心の性別)」はどっちなのか? が難しいところだと思います。
女性の服装に憧れてるので「主人公の性自認は女性」、この回はそのつもりで書いていました。
なので女性が、好きな人の体を見た程度のリアクション「ほほぉ~これはこれは……むほほ♡」ぐらいに主人公の内心はなってると思います。が、同じ部活で毎日のように見ている光景でもあるので、特にリアクションに出てはいません。
ちなみに男性が、好きな人の体を見た内心のリアクションは「うおおおおおぉ、やったああああああラッキィィィ!!! もう絶対忘れない、一生忘れないから!!! 一生涯記憶しといて何度も何度も使っちゃうから!!」ぐらいだと思われます。(リアクション内容は男女ともまだちょっと奥ゆかし過ぎるかもしれませんが、キリがないのでこの辺に抑えておきます)
……が。さらに難しいのが、この回以降を書いていて「いや、主人公の性自認、実は男なんじゃないのか?」という感覚も湧いてきたことです。
つまり、体と心の性別が別な「トランスジェンダー」じゃなくて、体も心も男、性愛の対象は男な「ゲイ(+憧れとしての女装願望)」ではないか? と。
日常の感覚というか、感性は割と男の子っぽいんですよこの子。
あと、ゲイだとすると「自分から抱くのも、相手に抱かれるのもいける」のではとも思うのですが(個人差はある)、この子の場合は「抱かれたい」という感覚です。
……なので、性自認については未だ定まってない、揺れ動いている状態なのだと思います。
後の方の回でも主人公自身、そういう風に考えてます。
……この話を書いたきっかけは、本編でこの子の後日談を書いたときに「おかしい……なんかこの子、彼のことが好き過ぎる」「彼がらみ以外でも、この言葉や所作は男のメンタルでは出てこないのではないか?」と感じたことです。「もしや……この子のメンタルは女の子なのでは?」「彼のことが好きなのでは?」と。
そのつもりで設定したキャラではないのですが、この子にふさわしい言動をするとどうしてもそうなっている。
それで「そうか……やっと分かってきたよ、お前のこと!」「こいつぁこの子を主人公にスピンオフ書くしかねぇな……!」ということに。
なのにこっちで書いてみたら男の子のメンタルも垣間見える。でも確かに、女の子のメンタルもある。
正直、ジェンダーについてはこれを書いてる私自身理解不足な点が多いのですが。
本当に、揺れ動いている状態なんだと思います(私ではなくて主人公が)。
第1話 袴(はかま)とスカートへの応援コメント
剣道ですか!
いいですねいいですね! 色っぽいですね!
作者からの返信
いいよね……袴……いい……。ということです!(何)
(二話目に書くけど)「彼」の方は異性愛者なので、厳密にはBLとは言えないかもしれません。
片思いのお話、と考えるといいのかもしれません。
書いてて感じましたが、片思いに異性愛も同性愛もないよなあ、どっちも苦しいんだもん……と思います(両思いだったら同性愛と異性愛で違うのか? というと……同じか。取り巻く状況は違うだろうけれど)。
というわけで全13話予定です。
第1話 袴(はかま)とスカートへの応援コメント
え……、恋されてる方は平坂くん、してる方は黒田くんですか?
ふむむ??
作者からの返信
長編『かもす仏議の四天王』の外伝としてそう見ることもできるし! 全く別の場所の別の人たちと見ることも可能っ!
とりあえず長編の事件が全部片付いたとして。その辺に全く無関係に、彼らには彼らの青春があり、問題があり、恋愛があり。そういう話なのです。
個人的には外伝として書いたがっ! 本編を全く知らない人にも本編関係なく読んでいただきたい!
最終話 袴とスカートに距離はなくへの応援コメント
とっても素敵な物語をありがとうございました。
「僕」の姿が頭の中で明確に浮かんで、「彼」への気持ちの色合い、「彼」と呼んでいるところが奥ゆかしいなあと。こういうところに「僕」のパーソナリティーが出ていてすごく良かったです。
やー、青春でした。
ラストの文章がこれまたいいですね!
木下さんのように表現力溢れた感想が書けないのですが……
読み終えたあとの気持ちが、いや~いいお話を読んだなあという清涼さで。
とにかく「僕」が前を向いているのが良いなあと。
良い主人公は読者を引っ張っていってくれます。
自分も「僕」に引っ張られて読み続けました。
やー、本当にありがとうございました~。
作者からの返信
丁寧な感想ありがとうございます!
そう、青春……そして奥ゆかしさ! 読んでくれる方に伝わって欲しいと思ってたことを、しっかり受け止めて下さったようで嬉しいです!
いい主人公、と言って下さってこれまた嬉しいです! 元々は別の長編の脇役オブ脇役なんですけどね(どちらかといえば彼くんの方がまだ大事な役)!
でも、掘り下げてみて本当に良かったです!
とりあえず、BLでやりたいことは全部できたかな?(本当はもうちょい生々しいことも構想してましたが、雰囲気に合わないのでやめました)