応援コメント

最終話  袴とスカートに距離はなく」への応援コメント

  • とっても素敵な物語をありがとうございました。
    「僕」の姿が頭の中で明確に浮かんで、「彼」への気持ちの色合い、「彼」と呼んでいるところが奥ゆかしいなあと。こういうところに「僕」のパーソナリティーが出ていてすごく良かったです。

    やー、青春でした。

    ラストの文章がこれまたいいですね!
    木下さんのように表現力溢れた感想が書けないのですが……
    読み終えたあとの気持ちが、いや~いいお話を読んだなあという清涼さで。
    とにかく「僕」が前を向いているのが良いなあと。
    良い主人公は読者を引っ張っていってくれます。
    自分も「僕」に引っ張られて読み続けました。
    やー、本当にありがとうございました~。

    作者からの返信

     丁寧な感想ありがとうございます!
     そう、青春……そして奥ゆかしさ! 読んでくれる方に伝わって欲しいと思ってたことを、しっかり受け止めて下さったようで嬉しいです!
     いい主人公、と言って下さってこれまた嬉しいです! 元々は別の長編の脇役オブ脇役なんですけどね(どちらかといえば彼くんの方がまだ大事な役)!
     でも、掘り下げてみて本当に良かったです!
     とりあえず、BLでやりたいことは全部できたかな?(本当はもうちょい生々しいことも構想してましたが、雰囲気に合わないのでやめました)

  • あまじょっぱ〜いBLでした!いつもながら、心情の揺れ動きを表現するのがお上手です!

    無駄に体の関わりもないし、無駄にジェンダーに偏りがあるわけでもないし、無駄な「見せびらかし」もない。だけど、青春の恋のすっぱさを感じる。だからこそ、ほかにはない味が出る。BLでも木下さんらしい奥ゆかしさが満載でしたネ。
    非常に慎重で丁寧な作品だと思いました。

    んはぁ〜、心が洗われた……(昇天)。

    作者からの返信

     甘じょっぱい……つまり、ぽたぽた焼きと同系統の風味……ってコト!? 砂糖醤油味は美味しいからね、仕方ないね。
     でも確かに、いわゆる「甘酸っぱい」恋愛の味とはまた違う気もする……そう考えると言い得て妙かも。
     
     そういうところも含めて、自分らしく書けたかと思います。
     丁寧な感想、ありがとうございました!
     
     ……まあこの主人公、スピンオフ元の行動を考えると割とヤンデレな気もする訳ですが……細けぇことはいいんだよ!(?) 

  • いい終わり方、青春やねえ…… (*´ω`*) 

    こういう BL めっちゃ好きです。
    なんで良いのかなって考えてたんですが、二人とも「普通」なとこがすごい好きなんだと思いました。「彼」も剣はすごいけど、ファッション センスはアレだし、更衣室でおバカな発言してるし、「僕」も別に見た目が女子っぽい訳でもない。

    敢えて「性差による筋力差が無くて良かった」と思う「僕」が良いです。憧れてるからこそ近付きたい、という感じがとても上手いなあと思います。

    「魔女」も四畳半の部屋に住んでて、手作り感あふれる制服の改造とか、全部がステキなわけじゃないところが良きです。昔友達にこういう普通な人が出てくるマンガが描きたいと言っていたのを思い出しました。

    作者からの返信

     丁寧な感想ありがとうございます……!
     そうそう、リアリティというか地に足が着いている感覚というか、とにかく「普通の子たち」を書きたかったんです。よく考えると、いわゆるBLとはまた違うのかな? という気もしますが。
     
     ……というか単にオシャレだったりカッコ良い人を描けないだけかもしれません。
     可愛い男の子(または女の子)がいっぱい出てわちゃわちゃするジャンルとか描ける自信がねェ……! 次回は逆にそれかな?(全く未定です)

     BL読書層ウケを期待したタイトルにしたりとかもしてみたりもしました(結果はまあ、どうだろう)が。書かずにいられない! と思って書いて、書いて良かった! と思える作品です。

     「友人が昔、こういう普通の人が出てくるマンガが描きたいって言ってた」ってなんか嬉しいですね。はからずも理想に近いものを作ったみたいな。
     ちなみに私が「こういうのをいつか書きたかった……! それが、漠然としたイメージを遥かに越えるクオリティで描かれとる……!」と感じた作品は漫画『忍者と極道』でした。
     敵側が、どこにも居場所がない人たちなのがいい(やってることは極悪)。