自国でさんざん蔑まれていた聖女が成長して幸福を得る最高の物語です。

 クライン王国に仕える『聖女』フェルリナは、妹とちがって、加護をもたないハズレ聖女と呼ばれていた。

 妹が国の聖女として王子と結婚することになり、厄介払いのように、王国から魔物の襲撃が多い隣国・ゴビュレス王国へと嫁がされる。お相手は、『ゴビュレスの呪われた灰色熊』と恐れられる顔に傷のある騎士・アルヴェントだった。

 彼はこの国の第二王子。

 見た目がごついが、とことん優しく、男らしい、最高の人物。
 しかし、そんな彼はある呪いにかかっており、絶望もしていたのだが。

 実際は、ハズレどころか最高の聖女であるフェルリナによって……。

 この先は、物語をお読みください。
 さくさくと読めて、とにかく爽快で、じれじれもキュンキュンもいっぱいある糖度200パーセントのハッピーエンド物語です。

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