笑えない不義の子は、笑わない皇女と「あの日」のその先を求めて サンボン@ドラノベコン特別賞受賞！
「喜べギュスターヴよ！ ストラスクライド皇国の第一皇女、アビゲイル殿下との婚約が決まったぞ！」
父である国王からこの台詞を聞いたのは、これで二度目だ。
ヴァルロワ王国の第六王子であるギュスターヴは、実は二度目の人生を送っている。
一度目の人生で、王国に、国王に、五人の兄達に、そして……たった一人の味方であると信じていた、聖女セシルに裏切られ、断頭台で処刑されて。
だが、この二度目の人生は、必ず生き残る。
自分を裏切った全ての者に復讐し、絶望と苦しみを与えるために。
そして。
「ギュスターヴ殿下。ずっと……おした――」
一度目の人生で、自分の婚約者である『ギロチン皇女』、アビゲイルの最後の言葉の続きを知るために。
これは、全ての者に裏切られた男が、笑わない皇女と共に死に戻った世界で幸せをつかむ物語。…続きを読む
目次
連載中 全89話
更新
- いらない第六王子
- ギロチン皇女の最後、僕の最後
- 騎士との手合わせ
- 専属侍女
- 例外の末路
- 婚約者との面会
- 気づいた心遣い
- 婚約は、嫌じゃない
- 喜劇の幕開け
- ギロチン皇女の秘めたる想い ※アビゲイル＝オブ＝ストラスクライド視点
- ストラスクライド皇国へ
- 第二皇女ブリジット
- 汚名の真実
- 歓迎とは程遠い
- 色仕掛けと嘘
- 皇国貴族の面会希望
- 深夜の訪問（夜這い）
- これは、あなただけ
- 幼い日の思い出
- たった一人、想ってくれた人
- あなたのため、僕のため
- 皇国の盾と矛
- 騎士団長グレンとの試合
- 楽しみな二人 ※サイラス＝ガーランド視点
- 僕が、変えてみせるから
- 彼女が、何よりも僕を癒してくれた
- 二人目の理解者
- 洗礼祭
- あなただけを見ている
- エドワード王との会談
- 二つのお願い
- 洗礼式典
- 希望の振り出し
- 皇国の盾を掲げて
- 伯爵令嬢のお誘い
- 狙いは僕だった
- 選んでくれた
- 剣を捧げて
- 勧誘条件
- 悲しませたりはしない
- 一番弟子、防御の剣
- エドワード王との会食
- 王国からもたらされた朗報
- ブリジットの誘い
- 師匠の贈り物
- 約束の言葉
- 試合開始の合図
- 戦い。そして、決着
- 認めた敗北
- 揉め事
- 馬鹿な侍女、馬鹿な僕
- たくさんくれたもの
- 来たる日に向けた打ち合わせ
- 使節団との遭遇
- いざこざ
- 対抗戦、決定
- 第一試合 サイラスＶＳバラケ
- 第二試合 グレンＶＳデュガリー
- 兄弟対決
- 永遠の忠誠を
- 腐っても聖女
- 断ち切るは不名誉の証
- 剣の誓い、愛の誓い
- 勝ち誇るアビゲイル皇女
- エドワード王からの相談
- 運命は繰り返す
- 一度目の人生を、再び
- 皇都ロンディニア制圧に向けて ※ルイ＝デュ＝ヴァルロワ視点
- 皇都襲撃 ※ルイ＝デュ＝ヴァルロワ視点
- 一網打尽
- 醜い兄二人
- 裏切った侍女の処遇
- 皇女の思惑
- 処刑を控えて
- 温情とは名ばかりの処刑方法
- 忍び寄る、死神のように
- 処刑を終えて
- 「あの日」のその先へ
- 管理したい皇女 ※ブリジット＝オブ＝ストラスクライド視点
- その居場所は、手に入らない ※クレア＝コルベット視点
- 救いたい魂 ※セシル＝エルヴィシウス視点
- 遠征からの帰還
- 第二皇妃パトリシア
- 怪しい侍従
- 元侍女の元へ
- 籠絡まで、あと少し
- 情報ギルドへ
- 交渉
- 霧の貴婦人
おすすめレビュー
★2,129
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★★★ Excellent!!!
非常好看 @words
一口氣看完，希望主角們最後能幸福
★★★ Excellent!!!
今までと同じ作風と思う事無かれ 明楽
主人公の不遇と、それを覆す為の修練は最早恒例ですが、努力無しチートは面白く感じないのでこれは好物です。
ざまぁ計画も着実に進んでいるようですし、並行してシュガーメーカーたる所以がこれから見せつけられるのでしょう。グレードアップして。
楽しみです。
★★★ Excellent!!!
久々におもしろいと思えましたこれからも頑張ってください @yamicha
