読み味が重く感じないセンスが光る本格的な「ヒロイックファンタジー」小説

最新話の11話まで読んでレビューをしています。

この作品は典型的なヒロイックファンタジーで、世界観がすばらしくて言うことなしです。といったらレビューが終わっちゃうので、そうもいかないのですがw

えっと、雰囲気は北欧神話をベースにしたヒロイックファンタジー。もちろんチートもハーレムもなしの正統派のヒロイックファンタジーです。そして、語り部に一工夫あって、それがヒロイックファンタジーにありがちな重すぎさを打ち消していて、非常に読みやすい一作になっています。というか、これ、普通に10万文字書いちゃえば、すぐに拾い上げあるんじゃないか? と思えるくらいの圧倒的な完成度を誇る小説です。

ただ、11話を上げてからしばらく更新がないのが残念なところではあるのですが、このクォリティなら執筆に時間がかかるのも納得の面もあるのですが、個人的には後進速度をあげてクォリティーをさげるなら、じっくり仕上げて欲しいと心から思える小説です。

もちろん、私は訓練された読者なので、いくらでも待ちます。それくらい出来の良いヒロイックファンタジーです。

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