概要
「誰が死んでるっていうんだよ」
自分に自信のない霊媒師、ミキ。
ある日へとへとの仕事帰りに偶然見つけてしまったのは、”絶対に自分が死んだことを認めない”幽霊。
ミキは彼を説得し、自身の死を納得させることができるのか……!?
ある日へとへとの仕事帰りに偶然見つけてしまったのは、”絶対に自分が死んだことを認めない”幽霊。
ミキは彼を説得し、自身の死を納得させることができるのか……!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本当に呆気ない。実際こんなものかもしれない。
霊媒師のミキは実に不本意なタイミングで、男性の霊を見つけてしまう。
放置すると怨霊と化して周囲に害を為す。さっさと帰りたい気持ちをこらえて対話を試みるも、一向にミキの意向に従わない男性霊。
挫けずに話していくと、霊なりの事情も見え始め……
・
タイトルの付け方と本編へのリンクが絶妙な本作。
社会人みたいなノリで霊媒師やっているミキと、とりあえず悪い人ではなさそう……な男性の霊との掛け合いも良い。
「ようやくこれから……」と思った時に訪れる呆気ない終わり。これもまた社会生活ではよくあること。
全体的に大人な除霊劇。ビールが飲めると、より面白く読める作品だと思います。